種まきから今日まで。
こんにちは。
本日の担当は裕美(嫁)です。
前回の里江さんブログの中の一言。
なんだろう、肉眼で見ると心奪われるのに、それが写真には写せない力不足になげいてしまう。
ここが一番好きでした。
さてさて、気づいたらもう、3枚目の葉っぱが出てきています。
春は駆け抜けるというかんじ。この間まで種の浸水がどうのと話していたのに、もう3枚目。田植えを想像するようになりました。はやい。
種まきから今日までを振り返る回とします。
雪が少なく、地面がでこぼこしていたらしく、そのことが影響したのか、芽のでるのが遅いスポットがちらほら。ギンギラギンシートをはがした時点では、まだらかな…というかんじでしたが、追いついてきました。芽のでるのが遅かった箇所のほうが、かえって3枚目の出るのが早かったという驚き。
外気温が30℃の日も、軽く霜が降りたような朝もありました。
今年は、稲を信じようというのが私の中にひとつあって、風にあたっても寒さにあたっても大丈夫、と思うようにしています。我々よりも稲のほうがずっと先輩。芽を出したいときに出して、伸びたいときに伸びる。伸びないなというときは田植えを待てばよい。待つのである。陽佑氏が先輩農家から聞いたという話、今年は大事にしたいなと思います。
これまで苗づくりを担当してきて、一喜一憂してきましたが、それは手作り育苗土への不安でもありました。育苗土を作って、箱苗にして、ハウスで育てる。ビニールを敷いてプールにしています。ビニールがあることで、苗たちは土から離れてしまう。箱の中にはたくさんの種がある。ちょっと自然じゃない環境に置かれるわけです。
そこで前回の里江さんブログにもあったように、実験を始めたのでした。簡単にいうと、昔の苗代みたいなかんじです。田んぼで苗を育てる。トトロの話の中にも出てきたような。どんな苗になっていくのか、興味深いです。先輩農家の方々にも聞きながら、試してみようと思います。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。こちら、こごみ採りに天ぷら祭りでした。また載せたいと思います。皆さんもぼちぼちとゆっくりと、スタートできる一週間でありますように。
ありがとうございました。
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