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私労働小説 ザ・シット・ジョブ
表紙とタイトルのインパクトに惹かれて購入。
「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」ぶりのブレイディみかこさんの作品。
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1.あらすじ
ベビーシッターや社食の賄いなど他人のケアをする仕事を経験してきた中で綴る、自伝的労働小説。
イギリスに行き、シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)を幾つも体験してきた彼女は何を語るのか。
2.感想
低賃金にもかかわらず重労働を強いられる、低い者として扱われるなどが問題視されている「他者のケアをする仕事」。
それらの職業に属する仕事について、経験してきたことがリアルに描かれていて興味深い内容だった。
読者の方の感想を幾つか読むと好き嫌いの分かれる小説ではあるのかと感じたけど私的にはこの小説を読んだことで視野や考え方が広がったかな。
興味がある方は是非読んでみてほしい。
この作品は連作短編集なんだけど、
個人的には長編物語の方が好きというか基本的に長編しか読まなくて、、
しばらーーーーーく短編に触れてこなかったのね。
だけどこの作品を通して、一つ一つの内容によって得られることやそれぞれの物語によって感じ方が変わってくるなど短編の良さを教えてくれた一冊だった!
短編好きの方からしたら、
何を今更!短編小説の魅力はたくさんあるよ!
って感じたと思うのですが、、(笑)
なんせ私は、
次どうなるの?一つの物語として最後はどう終わるの?みたいな感じが好きで
(ざっくり。笑)長編にしか手を出してこなかった人なのね。笑
だからこそ今回新たな分野を挑戦できて良かったなって思ったよおおお〜!
さっ、次は何を読もうかな〜。ウフフ
かん