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食べられる物でお洗濯をする

おはようございます!!
昨夜は大変な雨で驚きました…。

近くでは冠水したところもあり、車のタイヤが半分が浸かっているのをみたのはかなり久しぶりでした。

そのせいか、今朝は寒くて震えながら出勤しました。
この温度差にやられないように体調管理をしってかりしないといけませんね!

さていよいよ、
「食材と石けんを使った洗濯」に入っていきたいと思います。

「食材と石けんを使った洗濯」


健康や環境を考え、出来る限り身近にある食材でお洗濯をするという事をずっとこれまで考えてやってきました。

お洗濯をした排水が川に流れても人が食べられる物であれば、川に住む微生物や魚のエサになります。

人に優しいお洗濯は、地球にも優しいお洗濯なのです。

次のお話しは、わたしが尊敬する高見さんからお聞きした話しです。
この話を聞いた時に、ほんと心にストンっと落ちてきました。

「食べられる物でお洗濯することを心掛ける」


まだ私がドライクリーニングをしていた頃のことです。

ワイシャツはどこのクリーニング工場でも、お湯で洗剤や漂白剤、繊維が溶けるほどのきついアルカリ剤などを使って洗い、化学糊で仕上げるのですが、私もそうやってシャツを仕上げてきました。

ある日の朝、裏の溝を何気なく覗いてみると、一匹のドジョウがいました。

ワイシャツに糊付けをした後の糊が排水溝から流れてきてドジョウのそばを通りました。

するとドジョウが急にもがき苦しみ始めたのです。

ドジョウをボールですくい、きれいなお水の中に入れましたが敢えなく死んでしまいました。

それを見た私はとてもショックを受けたのを鮮明に覚えています。

食べられる物であれば、ドジョウも喜んでくれるのではないかと考え、麩糊、芋デンプン、タピオカデンプンなどいろいろ試し、糊付けしてみました。

中でもコーンスターチ(トウモロコシ)は、スーパーなどでも簡単に手に入り、炊きやすく仕上がりも上出来でした。

食べられる物で糊付けができるってとても楽しいことに気が付いたのです。

トウモロコシで糊付け

じゃあ、実際にどうやって、食べられる物で糊付けができるのかをお話しします。

トウモロコシで糊付け

(準備をする道具)
*ボール
*ヤカン(鍋)
*玉じゃくし
*計量カップ
*計量スプーン

(材料)
*コーンスターチ 17g
*水       600cc

トウモロコシ糊の特徴


トウモロコシの糊は、化学糊などに比べて、チクチクゴワゴワと刺すような刺激もなく、とても肌ざわりが良いと喜ばれています。

また、柔らかいけど腰があり、型崩れしにくいのが特徴なんです。

サラリーマンの方が、「お昼休みにネクタイを緩めて、また午後から締めなおしても胸元のシャツがヨレヨレにならず、型崩れしていないのでとてもたすかっている」とお話ししてくださいました。

また、お肌が弱くてワイシャツがあたる首の辺りが赤くただれている方も、トウモロコシ糊であればトラブルもなく、肌触りが良いのでとても楽に着用できるという事です。

トウモロコシ糊の炊き方

①ヤカンに水を500㏄入れて沸騰させる


②ボールに水100㏄を入れコーンスターチを溶かす


③ ①を玉じゃくしで右回転にまぜながら②を少しづつ入れる


④再び沸騰してきたら中火にする


⑤少し青味がかって透明感がでてきたら火を止める

ポイント


*コーンスターチは必ず水で溶かしてください。お湯で溶かすとダマになってしまいます。

*ヤカンのお湯を玉じゃくしで右に回しながら、ボールに溶かしたコーンスターチを細く糸状に、一点に流しいれると炊きむらが出来ずダマになりません。

はい!!
今日はここまでとさせてください。
明日は、「クエン酸で色止め・柔軟効果」についてお話したいと思います。
では、また明日お会いできるのを楽しみにしております。


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