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商売人から学ぶ人を動かす交渉術⑥

おはようございます!!

みなさん…昨夜からの大雨大丈夫でしたか?

ホント、不思議でしょうがないのが、うちの町ではメチャクチャ降ってんのに、隣の町では一滴も降ってなかったりするってことです。

昨夜もそうでした。知り合いの家の周りでは全く降っていないのに、うちのまわりでは滝のように降り続いていました…。

ずぶぬれになるのもイヤなので、タクシーで帰ろうと駅前のタクシー乗り場にいったら、10人ほど並んでいて、白タクではないちゃんとしたタクシー会社の人が、並んでいる人たちを乗り合いにしようと仕切っていたのです。

「どこどこ方面の人なら、1500円でいきますから♪」なんて言って、1台に5人ほど乗せていっちゃうんです。

みんな、キリのいい数字で言われてしまうから、安いのか?高いのか?分からなくて、でも早く帰りたいから、あっさり了解しちゃって…

そんな中、一人のおばちゃんだけが、3台目に乗る前に「十分儲けたやろ?私は〇〇まで行ってくれたらいいから800円にしとき」といって一人だけ交渉していました。

しきっていたおじさんも、そのおばちゃんに見透かされたのがバツ悪かったのか、すんなり「まいったなぁ…しゃあない早よ乗っていき!」とあっさり了承!!

時と場合によっては異なりますが、交渉のリアルさを目の当たりにしました。(これって、ほんとは違法ですよね?)


はい!!

では、今日は「交渉相手のタイプ別対処法」についてお話しします。

交渉相手のタイプ別対処法

交渉に向けていろいろ準備をしますが、相手は人間です。

様々なタイプの人間がいる中で、やりにくい相手というのは存在します。

ここではそのような相手に、出会った時の対処法を解説していきます。

交渉相手1:とにかく押しが強い人

たとえば、セールスマンの中には、とにかく利益重視で押して売ることしか考えていない人がいます。

そうゆう人は、相手の気持ちを把握するゆとりがありませんので、そもそも交渉が成立しないことがほとんどです。

もしくは、押し切られてしまいます。

その場合は、相手の話やテンポ、口調に引っ張られず、興味を持っているそぶりを見せたり、相槌をしたり、答えたりすると、ますます突っ込んできます。

どんな展開になろうとも、「私はあなたの提案には合意できません。」と明確に言い切りましょう。

そうすると相手の方から去っていきます。ただし、取引先や上司にこうした押しの強い利益優先タイプがいる場合、話は別です。

このタイプは「あれをやれ」と一方的に仕事を押し付けてきますが、表向きは相手を立てて話を聴いているフリをするのも大事です。

そして裏では、別のより意義のある仕事を進めます。

一方的に押し付けられた、やる気を感じない仕事を無理にやっても意味がありません。

もし万が一「あのプロジェクト、どうなっているんだ」と聞かれたら、「少し時間をください」と言ってごまかして、それからさっさっと資料を用意して出せばいいのです。

意見の合わない上司や同僚には、それくらい大胆に対応することも必要です。

交渉相手2:不当なやり方をする人

中には、法外に高い要求をふっかけてきたり、合意間際に急に要求を釣り上げたりと、こちらの立場を考えない不当な戦略を使う人もいます。

相手が大事な取引先の場合、多くの人は、波風が立たないよう我慢しようと考えるかもしれません。

しかし「今回譲歩しておけば、次からは配慮してくれるはず」と安易に着たいするのは危険です。

不当と分かっていて我慢すると、相手がどんどん付けあがる可能性もあります。

だからといって、相手を非難するのも逆効果になります。

相手に気付いてほしいなら、相手の人格ではなく、「お互いに意見の食い違いがあるようです。少し時間をおいて、後日調整し直しませんか?」と、交渉の進め方に対して疑問を投げかけるようにします。

また、極端に高い要求に対しては、「なぜその数字なのか?」と冷静に根拠を聞いてみるのも一つの手です。

交渉相手3:近い距離で圧迫する人

普段はみんな無意識ですが、人と人との物理的な距離は、交渉の行方を大きく左右します。

たとえば、仕事を頼むとき、必要以上に体を近づけてくる上司に対して、ストレスに弱い人は、思わず「はい」と言ってしまいます。

身に覚えがある人は、次回から、上司が体を近付けてきたときは、身を引いてあいてとの間に距離を作ってみてください。

また、こちらが座った状態で上から話かけられたときは、立ち上がって向かい合うようにしてみましょう。

このように、同じ高さで距離をとって話すことで、対等に交渉を進めることができます。

はい!!

今日はここまでとさせてください♪

明日は、「交渉の際に仕える12の心理学」というのをお話ししたいと思います。

また明日お会いできるのを楽しみにしております♪









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