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通行人をお客様にする方法⑦

おはようございます!!

実は……
(通行人をお客様にする方法)が昨日で終了としていましたが…
1つだけ忘れていました…
歳を重ねると、一つ一つボケることが出てきます…

なので、今日でホントに(通行人をお客様にする方法)は終わります。
ではよろしくお願いします。

店頭デザインはリアル店舗の”魅せ”どころ

オンラインショップとリアル店舗の大きな違い

ネットなどのオンラインショップはあいもかわらず盛況のようですが、お客様の中には何かしら物足りなさを感じている方も多いのではないでしょうか?

それはわざわざ足を運んで店に行ったときにしか味わえない「臨場感」の欠落、すでにピックアップされて掲載されている商品以上に豊富なバリエーションを確認できないこと、そして、お客様として店に迎えられたという実感が得られないことです。

最近では3Dによるウォークスルー体感もできるオンラインショップもあるようですが、そこに展開されている商品群は、ほとんどの場合、あらかじめ出店者によりあるカテゴリーからセレクトされた一部のオススメ商品です。

お客様はのほうは、ブランドとかアイテムなど、目的による検索でたどり着いた商品にすぎません。しかし、リアル店舗の場合、立ち寄ろうとした店だけでなく、その両隣、その界隈にも店があり、さらにそこに行き交う人々などすべてが、お客様に対して臨場感を高める脇役となり、購買行動をより感動的なひと時に変えていく効果があります。

視覚効果はもちろんのこと、触覚を含め五感のすべてが刺激的といえます。
リアル店舗をもちながらオンラインショップを展開している場合は、店頭写真が扉ページとして掲載されていることもありますが、リアル店舗のないオンラインショップはインターネットの検索に引っかかるようにするために写真より文字を優先させます。

そのためのウエルカムプレゼンテーション的な扉の写真や看板などがありません。検索後は目次から直行で商品へというスタイルがほとんどです。
そうした場合、リアル店舗の強みは、やはり店の存在感とともにリアルなストア・アイデンティティーが視覚演出できることです。

プリティーイメージ/キャラクターファッショングッズの店


ポップカジュアルイメージ/スイーツの店


洗練イメージ/化粧品の店


カジュアルイメージ/SPAファッション店



照明効果とともに空間の中で展開される様々な商品による立体構成は、パソコンのディスプレー画面や誌面では表現しきれないリアリティーの魅力を伝えます。

さらに、店頭の看板サイン、オーニング(日除け)にプリントされた店名のロゴ・ショーウインドーのVP・季節の植栽・入口の扉など、すべての現実がお客様をお迎えするしつらえとなってます。来店したお客様にとっての最初の喜びは、まずこの店頭から店の魅力を感じ取れることです。

この時点では買うかどうかはまだ決められないけれども、まずはこの第一印象からこの店を味わうことができるわけです。
すくなくとも、店の姿勢、想い、心意気などは店頭から伝わるでしょう。

また、リアル店舗の場合は、店頭での英国風のトラディショナルなデザインやアメリカのポップカジュアルなデザイン、また和を極め凛とした佇まいなどから、扱い商品のアイテムやグレードなどを表していくこともできます。

店頭の魅力演出

路面店では入り口である開口部周辺の造りも大切な役割があります。ショーウインドーを作る場合、入りやすい造りと入りにくい造りがあります。

ライフスタイルとしてウインドーショッピングが定着しているヨーロッパの専門店に多いのが入り込み型と呼ばれるウインドーの形です。
ウインドーの商品を眺めながら自然に店内に吸い込まれていくスタイルがこれにあたります。

また、インショップの場合、主通路からの入り口が複数あるときは主たる方向を定め、そこに最も旬な演出をします。それが商品の場合もあれば、植栽の場合もあります。

いずれも”いらっしゃいませの演出”が必須です。
さらにこれに照明効果が加わればベストな演出です。

入り込み型


入り込み型

前にも言いましたが、
(とにかくお客様の足を止めさせる)
まずはこれが大事なんです♪

はい!
今日は、ここまでとさせてください。
また、明日にお会いできるのを楽しみにしております。

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