質問力を上げる方法⑫ 仕事の成果に直結する「質問力」 Part.4 相手の心を一瞬で開く方法
おはようございます!!
今日の(メンタリストの会話術)の話ですが
今さらながら
メンタリストDaigoの動画を
見ることがちょくちょくあります♪
特に意識して見ているわけではないですが
TikTokでよく出てくるもんですから
観始めたら、ずっと見てしまって…
見出すと、なかなか面白くなりまして♪
本まで買う始末でして♪
今日から何回かやりますが
ちょっと面白いんで、楽しんでみて下さい♪
では、今日もよろしくお願いします♪
Part.4 相手の心を一瞬で開く方法
メンタリストの会話術
「コールド・リーディング」は予備知識無しのコールド(何の準備もない)状態で始める会話術で、さも相手の心を読んだり、知っているかのように会話を進めていく方法のことです。
リーディングを受けた相手の心を一瞬でつかみ取り、短時間で厚い信頼を築くことも可能です。
なので、古来よりエセ霊能者やニセ占い師、詐欺師の間で、密かに使われてきた秘伝の会話術なのです。
こうした側面からだけ見れば「騙しのテクニック」とも言えるかもしれません。
だが、それは「コールド・リーディング」の使い手の心構え次第です。
相手からの信頼を盾に取り、最終的に相手を騙すならば、それは紛れもない詐欺です。
ですが、相手からの信頼を得るための方法の一つとして、「コールド・リーディング」を学び、コミュニケーションを良好にし、ビジネスやプライベートの人間関係を円滑にすることも可能なのです。
【セクション1】セットアップ
リーディングのセットアップ
コールド・リーディングをスムーズに進めるためには、リーディング前に
いくつかの手順を設定しておく必要があります。
基本的にはリラックスできる協調的な雰囲気を作ることが必要です。
そうすることで、クライアントがセッションに抵抗したくなる気持ちを軽減させることが可能となります。
1,顔合わせとあいさつ
セッションはクライアントと初対面で顔を合わせ、挨拶することから始ままります。
まずは第一印象を良くすることが大切です。
クライアントから良い第一印象を持ってもらうためには、こちらの無意識
レベルで発する「ノンバーバル・コミュニケーション」を整えておきます。
その効果的な方法が「マインド・スクリプト」です。
「私はあなたが好きであなたも私が好き。だから、この会話はすごくうまくいく」と心のなかで唱えます。
これを唱えるだけで、自分の状態が大きく変化します。
姿勢、ボディランゲージ、声調子、顔の表情、すべてにポジティブな影響が現れます。
それに対するクライアントが、ポジティブな影響をされずにいることは不可能です。
2,協調的な解釈を促す
ここがセットアップで最も重要です。
セッションは科学ではなく、そこに解釈の要素が含まれることを匂わせておきます。
クライアントが、こちらの語る言葉をただ黙って受け取るのではなく、リーディングに積極的に関わる必要があると思うように仕向けられます。
たとえば、こんなふうに言います。
「(柔らかな態度と口調で)このカードが何を告げようとしているのか、いつも分かっているというつもりはありません。時には霧に包まれたようにボンヤリしていて、私よりもあなたの方が性格な意味を理解できる、ということだってあります。このことを忘れないようにして下さい。いいですね?」
この言葉により、クライアントは自発的に情報を提供し、こちらが物事を正しく言い当てるのを助けてくれるようになります。
3,親密な雰囲気をつくる
リーディングに当たって親密な雰囲気をつくるため「ラポール(信頼関係)」を築く必要があります。
その場合には、装飾や環境も役に立ちます。
神秘的な感じのする版画を飾ったり、柔らかな照明やロウソクの灯り、お
香、リラックスできる音楽を流して舞台を整えます。
何か儀式を取り入れると、クライアントが参加しているような感覚を持たせる効果もあるのです。
儀式というのは、古来より人が特別な意識になるためのプロセスとして使われてきた方法なのです。
4,信用度を印象づける
自らを権威ある者と位置づけ、クライアントに対して経験も自信もあって、信用できる人間だと思わせることもセッションを成功させるためには必要な要素です。
学術関係めいた名称の機関が発行した証書を掲げたり、適当な参考図書をまわりに並べておくのも効果的です。
小道具にもこだわりが必要です。
どこかのオマケに付いてるような安っぽいタロット・カードを使っていてはダメです。
美しい絵が描かれた質の高いタロット・カードを使うだけで信頼感がグッと増すのです。
それとなく交わす会話の内容も重要です。
何年もかけて専門分野を学んできたことに”それとなく”触れ、これまでにリーディングを提供したVIPたちのことをほのめかし、クライアントを自分の何となくセレブの仲間入りできそうな気分に誘導していきます。
5,リーディング体系を信用させる
自分自身のことを信用させると共に、タロット・カードなどの自分が提供する占術の体系についても信用できるというイメージを与えておかなければならなりません。
そうすることで、クライアントが真剣なものと受け止めてくれるのです。
たとえば、占術の長い歴史に触れたり、各方面からの評価の高さ、占術で恩恵を被った大勢の相談者たちの事を、それとなく紹介しても良いです。
こうして、最初に信念体系を固めておけば、クライアントが詰まらないことに対して疑念を生じさせることの予防にも役立ちます。
ただし、あまり長々と話すのは禁物です。
クライアントは、あなたの自慢話を聞きに来ているわけではないのです。
6,失敗した時のリスクカバー
リーディングがいつも成功するとは限りません。
なので、リーディングの前に、常にすべてを正しく言い当てられるわけではないことを、相手にハッキリ伝えておくことも必要です。
その姿勢が逆に信頼にも繋がってくるのです。
また、クライアントがこちらのことを正直そうだと感じてくれるため、好意的に見てくれるようにもなり、クライアントもできるだけ手助けしようという心構えにもなってきます。
ポイントは「明るく穏やかな」口調で伝えることです。
「正直にお話しておきますが、私もすべてを完璧に読み取ることはできません。常に正確にできれば良いのですが、、、もちろん最善は尽くしますが、最終的にはあなたの考え方と行動があなたの未来を変えていく、ということを知っておいて下さい」
7,最近、占いを受けたか?
クライアントに、最近占いをいけたことがあるかどうか、もしあれば、どのくらい前かを尋ねておきます。
基本的に、同じ内容を何度も占うのは「占いのタブー(禁忌)」とされています。
それと同時に、以前の結果とはまったく違う結果が出た場合でも、相手の疑念に対応できることもできるようなります。
8,クライアントを楽にさせる
クライアントの中には、心に壁を作って自分を守ろうとするクライアントもいます。
私達は、それを打ち破って、ラポール(信頼関係)を構築し、協調的な関係を作る必要があります。
ラポールの妨げになるのは、恐れや不安といった感情です。
クライアントの中には、必要以上に自分の内面が見抜かれるのではないか、心の奥底にある暗い秘密を暴かれるのではないか、悪い知らせが持たされるのではないかと用心深くなっています。
そういう疑念を取り払い、クライアントの心を楽にさせてあげるのが大事なのです。
はい!!
今日はここまでとさせてください♪
明日は「リーディング主要テーマ・リーディングの要素」についてお話します。
また明日もお会いできるのを楽しみにしております♪