高価格戦略を成功させる ⑬
おはようございます!!
先日、無料と有料の違いの未来を感じさせられました…。
先週、大阪では天神祭りが行われまして、私も知り合いの社長から誘われまして、晩から行ってきたんです。当然ながら、すごい人でとんでもなく混雑していました。去年の韓国の梨泰院の事件のテレビの映像を思い出したぐらいです。
そんな中、花火がよく見えそうな場所に移動したのですが、もちろん皆が見に来ていますので蒸し風呂状態で一歩も動けない状態でした。
そんな中で花火を観覧するのかと思うと気がめいっていたのですが、お誘い受けた社長が、すぐ近くのビルに連れて行ってくれたんです。
そこは、レストランだったのですが、天神祭りの時だけは観覧席に変わるのです。ほんとに観覧だけで、飲食なしなんです。
レストランならお食事も出せばいいのにと思ったんですが、店主いわく、本来の目的は、花火の観覧であって、ディナーはついでになるから食事に特別価格はつけれないとのこと。
だったらシンプルに、「ゆっくりと涼しく観覧できる場所の提供」にだけにフォーカスしたほうがお客様も喜ぶでしょ?だからアルコール類も持ち込みOKにして、うちは何も出さない。本当に場所をお貸しするだけの方が、うちもお客様もWinWinじゃあないですかね~♪
とにこやかな顔でおっしゃっていました。ちなみに入場料(観覧)としてお一人一万円を徴収されていました…。
さすがですね♪
はい!!
では今日は「無料戦略の方法」というお話をさせていただきます。
無料戦略の方法
有料は扉を閉じるだけ
あなたの商品を有料にすれば今のお客は最初から興味を示しません。
どれだけコンテンツが良くても絶対に見てくれません。
今の時代はそういう時代です。
本当に良いと自信があるのなら無料で拡散しないといけない時代です。
アメリカではこれは「フリーミアム戦略」として、もはや当たり前です。
そして日本ではアメリカほどこの戦略は定着していません。
だからこそ無料戦略は今がチャンスなのです。
無料は大成功の確率が高い
無料戦略は低価格戦略よりも成功確率が高いです。
なぜなら拡散力は無料は低価格よりも爆発的だからです。
爆発的に拡散されればあなたのことを知っている人がそれだけ多くなります。
無料戦略ではこの「あなたのことを知っている人」の数が重要です。
この人たちはいわゆる「見込み客」と呼ばれています。
バカ正直に無料を与えるな
無料を与える見返りを必ずもらいます。
つまりメルアドなどの個人情報のことです。
メルアドは絶対必要、他で強いていうなら苗字くらいです。
この個人情報をもらうために無料があるのです。
この個人情報をリスト化すれば相手を啓蒙できるようになります。
アメリカのフリーミアム戦略
フリーミアムとは無料戦略のことです。
アメリカではこのフリーミアム戦略が当たり前になっています。
自分の最高級のコンテンツを無料で配布します。
鍵になるのはコンテンツのデジタル化、そして大規模拡散です。
デジタル化とはPDF化、音声化、動画化などです。
それをいかにデジタル(オンライン)で大規模拡散できるかがカギです。
無料の本質は拡散力
あなたの最高の商品を無料で大規模拡散しましょう。
本当に良いモノなら絶対に口コミになります。
人を伝い、SNSを伝い、あらゆる手段で拡散されます。
すると必ず中には必ずお金を出してくれる人が出てきます。
あなたのコンテンツやセミナー、施術などにお金を出してくれます。
重要なのはデジタル化
あなたの商売をどうやってデジタル化できるでしょうか。
この答えを出さないといけません。
整体師なら健康法のレポート(PDFなど)。
デザイナーならデザインの方法のレポートや動画配信など。
どんな業態でもデジタル化できるコンテンツは必ず存在します。
無料コンテンツは最高品質を
無料だからといって手を抜いてはいけません。
この無料コンテンツを最高品質にすることが無料戦略の成功の鍵です。
最高品質であればあるほど、その評判は拡散されます。
なぜ拡散されるかというと、人は自慢したい生き物だからです。
「こんな素晴らしい商品を知っている」だけで人から認められるのです。
究極のニッチを狙え
人から認められるには月並みなコンテンツではいけません。
「こんな変わっていて、クオリティ高くて、誰も知らないコンテンツ」。
こういったニッチなコンテンツほど人は自慢したくなるのです。
そうやって「〇〇さん、よくこんなの見つけたね」と思われたいんです。
幅広く狙いたいなら逆説的にとにかくニッチにこだわることです。
これが無料戦略に肝なのです。
承認欲求=お金の時代
私たちの時代の消費者はモノそのものにお金を払いません。
他人に自慢できるモノにお金を払うのです。
自慢でき、SNSに投稿できる商品に価値を感じ、お金を払います。
アメリカのフリーミアム起業家は承認欲求を軸に戦略を立てます。
「無料」は立体的な戦略
実は、この無料戦略は奥に高額課金という作戦があるのです。
つまりバックエンド作戦です。
バックエンドの作戦があるからこそ、最初に無料で提供できるのです。
無料を吸収できるだけの高価格戦略を最初にしっかりと描きます。
そうすることで「無料」は強力な武器になります。
無料にする商品の4つの条件
あなたの商品はベストですか?
同コストで無限に生産できますか?(ヒント:デジタル化できるか?)
あなたの商品のジャンルは知られていますか?
人通りの多いところで店を持っていますか?
1. あなたの商品はベストか?
あなたが無料提供する商品は高品質でないといけません。
有料でも欲しがる商品でなければなりません。
さらに無料提供してもライバルの有料商品に勝てる品質でなければなりません。
2. 同コストで無限に生産できる
あなたの商品を10個生産しようが100個生産しようが費用は一緒なことです。
つまりあなたの無料戦略の商品はデジタルであることが望ましいのです。
ソフトウェア、オンライン教材&コンテンツ、ノウハウものなどがあります。
3. 商品ジャンルが人気がある
あなたのお客はあなたの商品が何かを事前に知っています。
つまりどんなジャンルに属し、何が出来るのかが知られていることです。
まったく新しいジャンルの商品は例え無料でも大勢に相手にされません。
つまり物珍し好きのお客しか寄ってきません。
例えば、レッドブルはエナジードリンクというジャンルです。
だから多くの人に無料配布で受け入れられたのです。
しかし、これが例えばねずみ取りだったら欲しい人は少ないでしょう。
4.目の付く所で店を構えいてる
あなたのお店の場所を大勢が知っていますか?
オンライン、オフライン関係ありません。
どうやってあなたのお店に行くのかを知っているかが重要です。
ウェブサイト、FBなどでもどうすれば行き着けるかが知られていますか?
コンバージョンは数%の世界
一般的な無料戦略のコンバージョンは数パーセントと言われています。
つまり100人なら2~3人、1000人なら20~30人などです。
この数パーセントを念頭において作戦を練らないといけません。
いかに多くの見込み客を集められるかが重要な鍵になります。
5%が95%の費用を相殺する
無料商品を大量にばらまきその内の5%が有料顧客になります。
その5%が残り95%のお金を払わない客の費用を相殺するのです。
アメリカのテック系企業はこの原理を使って成功しました。
つまり10000人に無料を裁いて500人有料会員になれば損失ゼロです。
500人を最低ラインにして会員を上積みしていきます。
この5%を確保することが無料戦略の至上命題なのです。
無料戦略の種
1.トライアル版を無料で提供します。
トライアル期限を設け、気に入ってもらったらお金を払ってもらいます。
2.商品そのものをトライアルなしで提供します。
追加コンテンツや機能などで課金していきます。
無料戦略が有効な2つのシナリオ
1.新しいプロジェクトをローンチします。
「新規性」を前面に押し出し、無料お試ししてもらいます。
こうすることで見込み客の心理的バリアが取れのです。
2.既にある商品を一時的に無料開放するしちゃいます。
すでに成功している商品であることが条件です。
商品の素晴らしさを体験してもらい、継続したい人に払ってもらいます。
「無料」コスト計算法
無料で配布したコンテンツにいくら費用がかかりましたか?
そのコンテンツでどれだけの人数をリスト化できましたか?
費用に対してリスト人数で割ります。
その割り出した数が1人あたりのリスト獲得費用になります。
総リストからどれだけの割合にバックエンドを買ってもらいましたか?
バックエンド総売上はリスト獲得費用をどれだけ上回りましたか?
無料戦略とコピーの重要性
無料戦略ではコピーが重要な鍵を握ります。
コピーの表現1つでリスト化人数に大きな差が生まれるからです。
実例:
リスト獲得予算5万円とします。
「半額セールス」で20人を獲得するか(1人2500円)。
もしくは「今なら2つ目が無料」で50人獲得するか(1人1000円)。
無料戦略を成功させるには優秀なコピーライターが必要なんです!
無料戦略ツール
LP(リスト化ツール)
コピーライティング(LPの中身)
コンテンツ(LPで無料オファーするもの)
メルマガ配信システム(そこで啓蒙していく)
Skype、Zoomなどでウェビナー(バックエンド販売)
例)レディオヘッド
イギリスの世界的ロックバンドです。
21世紀に入ってからレディオヘッドは楽曲を無料提供しています。
新アルバムを無料提供して代わりにメルアドをリスト化します。
アクセス解析を使って地域ごとのダウンロード数を算出します。
高いアクセスを計測した国地域にコンサートに行きます。
高めのチケット代とグッズ販売で収益を上げます。
無料楽曲→コンテンツでリスト取りしてもらいます。
コンサートというアナログ販売で高収益に!!。
一度ゆっくりと考えてみてください ♪♪
下の設問に答えて戦略を練っていきましょう。
あなたの無料商品はベストですか?
それは同じコストで大量生産できますか?
その無料商品のジャンルは知られていますか?
あなたの無料商品の手に入れる方法は知られていますか?
はい!!
今日はここまでとさせてください♪
明日は「低価格戦略とは?」という話をさせていただきます。
また明日お会いできるのを楽しみにしております ♪♪
はい!!
今日はここまでとさせてください♪
明日は「低価格戦略とは?」というお話しをさせていただきます。
また明日お会いできるのを楽しみにしております ♪♪