足育(そくいく・あしいく)とは?
足育とは
足育とは「足元から健やかな体を育む」ことを意味します。
足育という言葉ができたのは海外(ヨーロッパ)の子供靴事情に詳しい先輩方が食育からヒントを得て発信した事に端を発します。
足は男子だと16~17歳ぐらいまで成長しますが、足の形態をなすのは4歳ぐらいで決まるといわれています。
したがってファーストシューズから4歳ぐらいまでの靴選びは特に重要です。
高機能な幼児靴が売れている
繊研新聞によるとコロナ禍でも子供靴は幼児用を中心に需要が安定し、背景には足育意識の高まりがあるとのこと
確かに最近は全国いたるところで足育(そくいく・あしいく)講座が開催されるようになりました。
足育は10年前から知られるように
シューフィッターを養成している(社)足と靴と健康協議会が2010年に幼児・こども専門コースを開設、幼児・こども専門シューフィッターが増えるにつれ知られるようになり、最近は医療、教育関係者からの発信に加えメディアからも情報が拡散されています。
足育をもっと知ってもらいたい
足育が広まり始めて10年、
食育の大切さは日本人であれば皆意識していることです。ただ、残念ながら足育は食育に比べ浸透していません。
生まれたばかりの赤ちゃんの足はきれい、でも、いつの間にか足趾は変形、爪は巻いて、タコやウオノメ、踵が傾き扁平足に・・・それが体の歪む原因になることもあります。
パンプスを履いたから外反母趾になった?・・・パンプスを履かなくても外反母趾になる人は沢山います。
足は体の土台、正しい知識で健康になるために足育をもっと知ってもらいたいと切に願っています。