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人と違うこと

人と違うこと

それが私にとって強烈なコンプレックスだった。

「個性が大事」ってよく言われるけど、

結局は、
人とのコミュニケーションが上手くいく
もしくは、
その場に馴染める

という最低条件をクリアした人にしか
その言葉は適用されない。



本当に人と違う人は、
周りから拒絶される。
もしくは、自分の特性が周りの環境に合わなくて、
結果孤立してしまう。


ただただ生きづらくて、
理解者を増やさない限り、
状況が好転しない。


ただ、
自分と向き合うようになってから約5年。
少しずつ自分のことを適切に表現出来るようになって、
少しずつ自分の理解者を増やしていった。


今では"自分らしさ"というものの
表現力が上がってきている。


やはり、変わっている人変わっていない人に限らず、
人間が生きやすくなるには、
自己分析自己理解は必要であり、
同時に、"自分はそのままでいいんだ"
認めてくれる人を少しずつ増やすしかないのだ。


すぐには増えないかもしれない。
数年に1人現れるか現れないかの世界かもしれない。

だけど、そもそもが"孤独なもの"である人間世界において、
たった一人理解者がいるだけで、世界は変わると思う。

たった一人でも自分のことを認めてくれる人がいるだけで、
"自分はここに居ていいんだ"という安心感を得て、また次の日を生きられると思う。


人間世界とは、沢山の孤独と鼓動が行き交っているものである。

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