ゴーヤを押し花にしてみたら、アートになった【kannax Labo】
こんにちは。
あなたの物語を保存するアフターブーケスタジオkannaxです。
以前のkannax Labの記事でも少し紹介させていただいたのですが、食材を使ったブーケの注文がたまにカナックスにも届きます。
そこで今回のkannax Laboでは、そういった様々なご注文に対応すべく、研究を兼ねて夏野菜のひとつであるゴーヤを押し花にしてみました!
今回押し花にさせていただくゴーヤは、カナックスのデザイナーの家でお母様が育てられたグリーンカーテンから収穫させていただきました。
ウリ科らしく、黄色い可憐なお花が印象的です。
丈夫で育てやすい植物なので、グリーンカーテンとして育てられている家庭も多いのではないのでしょうか。
ゴーヤの旬とされる6月から8月の時期は終わってしまいましたが、気温によっては9月初め頃まで旬とされているので、今年もまだゴーヤは楽しめそうですね!
ゴーヤをプレスしてみる
通常のお花とは違い、より立体的で水分も多く含むゴーヤ。
まずは押し花にできる厚さまで切っていきます。
他のデザイナーも驚いていたのですが、なんとカッターを使って切っています。まさに職人技です!
開いたら、中のワタをとり、カッターを使って押し花として広げられる厚さまでスライスしていきます。
押し花にできる厚さまで薄くなれば、お花と同じ工程で押し花加工に入ります。その際に使われる道具や時間などは、素材の水分量や季節に合わせて日々研究しています。今回は2日プレスしました。
ゴーヤのみで押し花レイアウト
葉やお花はもちろんのこと、ゴーヤの実も綺麗に押し花になりました!
ゴーヤ独特のテクスチャーも押し花らしく綺麗に残り、鮮やかな緑色もキープされています!
なかでも綺麗なものを選んで、早速レイアウト開始です。
「ゴーヤのつるが下から上に伸び、実は重さで下に垂れていく様子を表現したい」
そう言いながら、慎重にレイアウトを進めていくデザイナー。
お花と違って厚みがあるため、通常のブーケレイアウトとは異なる難しさがあるようです。
微調整を重ね、レイアウトがセットされたら、カナックスの特殊技術である真空機で空気を抜きます。
ここでカギとなるのが、お花と違って硬いゴーヤの実の表面。真空にされるときに割れてしまう可能性があります。
果たして、ゴーヤたちは割れずに真空されるのか……?
ゴーヤのお野菜アート
綺麗に真空されました!
一部割れてしまった部分もありましたが、近くで見ても気にならないレベルで、ゴーヤ独特のテクスチャーに紛れています。
今回使った額はアーバン ネージュ。
今回は真空機での密封加工を施しておりますが、ゴーヤのフレッシュさに合わせてオフホワイトのアーバンネージュで額装をいたしました。
(通常アーバンシリーズは真空機での密封加工をしない半立体レイアウトト)
デザイナーが意識した自然な動きも、葉の向きや蔓の曲線により見事に表現されています。まさにグリーンカーテンの一部をそのまま切り取ったような構成です。
お花の繊細な美しさとは一味違った、お野菜の力強い生命力とフレッシュさがある素敵なアートになりました♪
カナックスのアフターブーケ
アフターブーケは、お客様の想い出の花をお預かりし、「プレスフラワー(押し花)」または「フレッシュドライフラワー」に保存加工するオーダーメイドのサービスです。カナックスの独自の製法で、花びら一枚一枚、茎一本一本を丁寧に乾燥させ、熟練のデザイナー職人の手でアフターブーケとして想い出を形にしています。
※AFTER BOUQUET アフターブーケは株式会社カナックスの登録商標です。
カナックスのSNS
ぜひフォローしてカナックスのアフターブーケの世界をお楽しみください。
■カナックスのアフターブーケInstagram:@kannax87
■カナックスのアフターブーケTikTok:@kannax87
■カナックスYouTube:kannax
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?