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パンが焼けたよ。

こんばんは。土曜日の夜になりました。今週、水曜日くらいからパンが焼きたくて焼きたくて、木曜日に小麦粉を買って、金曜日に生地を仕込んで今日のお昼に焼いて食べました。ストウブの鍋を使って焼きました。

ぱりっと焼けてうれしかったので、動画も撮りました。2分半くらいなので良かったらのぞいてください。文字をいれたかったけど、求めているフォントがなくて、自分で話してしまいました。

思えば、ちょうど一年前の今頃もパンを焼いていました。去年の5月、おうちでパンを焼く人が増えてイーストが売り切れていて、りんご酵母をおこして焼いてみました。携帯で撮っていた写真がこちらです。

写真を送ります

そろそろ気温も高くなってきたので、また酵母や甘酒づくりをしたいです。ちゃんとした知識がないのですが、酵母が育つのも、甘酒ができあがるのも、微生物のはたらきなんだと思うと不思議だなと思います。目には見えないけど、小さな生き物と暮らしているような感覚になって面白いです。今年は、酵母について少し勉強してみようと思っています。

突然ですが、10年くらい前に想像してみたことがあります。
「もしも自分でお店をやるとしたら、パンとスープのお店がやりたいな」。

休みの日にパン屋さんへ行くのがいつも楽しみだったし、たまーに自分でパンを作って生地がふくらんでいく幸せとか、焼きあがったときのうれしさとか、パンって気持ちがふくらむものだと思っていたからです。

そして想像の中のお店は、夜までやっていて、ひと休みできるような場所でした。それにはパン屋だけでは足りなくて、スープが必要だなと思ったから、パンとスープのお店。一日の終わりにスープがあれば、ほっとできるだろうなと考えていました。お店の壁は白。入口までの短いアプローチには白樺の木が並んでいて、玄関にはランプがあるような静かなところ。建物のイメージも浮かんでいました。

夢ではなく完全な想像だったから、あきらめたわけでもないし、叶わなかったものでもありません。それでも大人になった今、「たとえやりたくなったとしても、できっこないな」と感じることがちょっとだけ切ないです。現実的に考えて、あまりに未経験分野なので確かに厳しいとは思うけれど、無理ではないはずなのに。

気がついたら、どうしたいかよりも、叶うか叶わないかに重きを置いて考えるようになっていました。年齢的にきちんと現実を知っていなくちゃいけないけど、夢をみたり、信じたりすることは自由です。

小さな夢も大きな夢も、臆さず言葉にできるようになりたいなと思います。

あとがき
今日、映画「リトルフォレスト」をBGMのように流していました。夏に部屋の湿気をなくすために薪ストーブでパンを焼くシーンが大好きです。ロケ地は岩手県遠野市。学生時代に何度か通った場所、今訪れたら見えることがたくさんある気がするので、世の中が落ち着いたら岩手に行きたいです。

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