目指すのは品質と速度の向こう側。カンムは納得できるまで議論ができる場所
カンム歴史博物館へ、ようこそ。カンムは2024年で創業13年を迎え、新しい仲間が加わり60名以上の組織に成長しました。今後も「スタートアップらしさ」を忘れないために、アーカイブされた記事を一部公開します。今回の記事は2018年11月に公開されたエンジニアの岡田正彦のインタビューです。
── まずは入社時期、職種を教えてください
職種はフロントエンドエンジニアです。2013年の12月に入社しました。当時はCLO(Card Linked Offer)というサービスのPythonバックエンドエンジニアとして入社しました。
── カンムではどういった業務を担当されていますか?
現在は主にバンドルカードのアプリを作っています。iOS、Android両方ですね。React Nativeを使っているのでJavaScriptで両方書いています。機能の優先順位は社長と相談しながら、UIはデザイナー陣と相談しながら、データモデルはバックエンドチームと相談しながら書いてる感じです。
── やりがいや楽しさを感じる時を教えてください!
議論している時はやっぱり楽しいですね。例えば設計をする時に割と集中的に議論するのですが、関係者で集まって、要件、UI、データ設計含めて考えたことをひたすらぶつけて、ぶつけ返してもらって、さらに返す。このやりとりを繰り返すのが楽しいです。社内では「ぶつかり稽古」と呼ばれていているやつですね。作っている機能が満たすべき要件の話から社内のオペレーション、UIやデータの設計を通して、お互いが一番良いと思うものをちゃんと納得できる形に落とし込む。この流れが好きなのかもしれないです。
── 議論する際に大切にしていることってありますか?
一番はそれぞれがちゃんと納得できる形に落とし込むことですね。しこりがないように、とことん話し合うことです。瞬間瞬間でぶつかる時はありますが、それを引きずったり残ったりするようなことが無いように気をつけています。また、そもそもメンバー全員「良いものをできるだけ早くユーザーに届けたい」という部分が一致しているので、信頼してぶつかれるのも大きいと思います。
── 岡田さん自身、プログラミングはどんなきっかけで始められたのでしょうか?
元々は年賀状ソフトで色々なクリップアートや画像を組み合わせてコラージュっぽくデザインするのが好きだったんですよ。なのでデザイン的な事やりたいなぁという感じで進学先の大学を探していました。そこで見つけたのがはこだて未来大学。名前ウケるなァっていうのと当時(2004年当時)はまだ新しい学校でなんか珍しいし、デザインもできるということで選びました。
大学の授業で最初のプログラミングを体験したんですが、1年の時にC言語の授業があったのですが最初は全然分かりませんでした。課題をひたすらみんなで徹夜しながらやっていたんですが、全然解けなかったです。
その後観光情報サイトを作る産学連携のプロジェクトがあり、その時にPloneを利用したのですが、当時コードの書き方がわかってなかったのでテンプレートにロジックをしこたま書いてしまい講師の方に苦笑いされたりしてました。その際に、どうやらPythonというものでロジックを書けると気付きPythonを使い始めました。Pythonはとても書きやすく、この出会いからプログラミングにハマっていった気がします。
── カンムとの出会いを教えてください
前職はある程度形が出来上がったベンチャー企業だったのですが、その会社は転職先を決める前に辞めてしまったので、その時点では出会っていなかったんですよね。ちょうどその頃弊社社長の八巻がFacebookでソフトウェアエンジニアをリクルーティングをしていて、そこで自分の先輩経由でご飯に誘われたのがカンムとの出会いです。ちなみに前職は結婚式の前日付で辞めてしまっていたので、完全無職で結婚式当日を迎えてました。
── カンムの魅力や特徴を教えてください
ゆるい文化というか、健全にふざけ合える文化がありつつ、仕事で適当は許されない。メリハリがあると思います。あとは全員学んでいこうという姿勢があるところですかね。社内勉強会も増えていて、エンジニア・非エンジニアに限らずナレッジは全社に共有していろんな知識を深めています。SQLをみんなで書く会とか、CFOのIPO勉強会とか、Visa決済の仕様についてとか。また、特に大きめな意思決定をした時の判断軸や背景は可能な限りドキュメント化し、定期的に振り替えれるようにしているところは結構良いと思います。あとから入ってくる人たちもどういう基準で意思決定が行われてきたのか読めるし、振り返ってそこから学んでいく姿勢を表していると思います。
── ありがとうございました!
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