朝起きる時は、人の話し声で目覚める
私は子どもの頃、朝なかなか起きられなかった。
そんな私が、朝の目覚め方について「これ、いいかも」と思ったやり方がある。
それは「人の話し声を聞くこと」。
私が小学生の時、よく、いとこの家に泊まりに行ったのだが、いとこの家では、毎朝6時になると自動的にラジオがしゃべり始めた。
すると、自然に目が覚めるのだ。
私は「話を聞こうと脳が動き出すから目が覚めるんだな」と思った。
それから10年以上が過ぎ、社会人になった。
私はゲームが大好きだったので、ゲーム専用にテレビを買った(当時はブラウン管)。
取扱説明書を読むと、なんとタイマー機能があるという。
「これを、あの時のラジオみたいに目覚ましにしたら、朝すっきり起きられるんじゃないか?」
そう思った私は、さっそくタイマー機能で朝起きることにした。
狙いは大当り。
朝の情報番組の、福澤朗アナウンサーの声で、毎朝決まった時間に起きられるようになった。
時は過ぎ、自分の子どもを毎朝起こすようになった。
「起きなさいよ」
「起きようね」
と言ってもたいてい起きない。
そこで考えた。
「面白いことを言おう」
朝から子どもが笑いそうなことを色々考えて、ちょこちょこ言う。
すると、ウダウダゴロゴロしている時も、ツボに入ると我が子は目覚める。
他にも、ひたすら我が子が気になりそうなことを話し続けたりとか、とにかく話しかけて、脳を覚醒させるように心がけている。
ちなみに、私はというと、ドラえもんの目覚ましに「おきてー!!」と言われて起こしてもらっている。ドラえもんがしゃべる内容は複数パターンがあるので今のところはほとんど寝過ごさずに起きられている。