熟女法廷8月 プラムの場合
一番手の次はトリ!
先月から続きまして、キンチョウの夏を過ごす、プラムです。
前回までにほぼ解決できているような気もしますが
さっそくはじめます、今回のお悩みはこちら。
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子育ての合言葉は、『愛があれば(何言ったって)大丈夫』、
夫にも「とにかくやることが全て雑」と言われている
自他共に認める適当アラフォー女です。
でも実は、仕事のこととなると、ちょっとミスを指摘されたり、叱られただけで
「なんで期待に応えられないんだろう」「また失敗するかも。もうやりたくない」
「年齢的には中堅なのに…」「働き始めて20年、まだこんな状態で情けない」
「友人たちは色々任されて頑張ってるのに…」「やっぱり向いてないかも…」
と自己否定のスパイラルへ。
ただ、あまりにも落ち込むとこれ以上傷つきたくない自己防衛本能なのか、
「所詮仕事じゃん」「こんなもんでしょ?」「お金のためだしー」と
もともとの適当な自分が出てきて、なんとかして楽をしようとしてしまいます。
これって大人としてだめですか?
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悩みを読んで、うぅわかる!わかりすぐる!と首をブンブン振りました。
そもそも仕事はなんのためにやっている?宝くじが1億円当たったらやめる?やめない?
誰もが一度は考えますよね。自分にとっての仕事とは?お金なの?やりがいなの?どっちもなの??
他メンバーも指摘していましたが、やはり相談者は根本のところでは仕事が好きで大切に思っているのでしょう。だからこそ悩む。
仕事は相手がいるものなので、Aさんとはうまくいったが、Bさんと同じことをしてもうまくいかないことがありうる。いやほとんどがそう。だからまず、全然落ち込む必要はないと思います。
いい仕事はあるけれど、正しい仕事はない!
いい仕事をしようと努力していたのならいいのです。その上司と答えの導き方が違っただけなんですもの。上下関係があるため、食ってかかったりできないと思いますが、いい仕事をしようと努力していたかどうかは自分がよくわかっているはずです。
プラムの判決はそうですね、
いい仕事をしようとしてたならいいのよ無罪!
これからも上司やクライアントの発言や行動に傷ついたり、落ち込むことはどうしたってあると思います。
でも、友人や同僚たちと比べることだけでも意識的にやめてみませんか。
黒木華ちゃん主演のドラマ「凪のお暇」を観ているのですが、空気を読みすぎて自分の気持ちを言えずみんなに合わせてきたヒロインが変わりたい!と会社を辞め、彼と別れ、新たに踏み出します。
でもでも強い意志を持って変わろうとしているはずなのに、「あ、私また空気読んでる」と気付く瞬間がしょっちゅうあるんです。ドラマ内では「これじゃまた元の自分に戻ってしまう」と気持ちを切り替えるのですが、相談者の方も「あ、また他人と比べてる」と自分客観視タイムがあるといいのでは。
他人と比べる思考はもう細胞レベルまで染み付いてるんじゃないかって思うんですよ。だから、やめようと思ってもそんな簡単にはできない。でも一呼吸おくことはできると思います。誰にも頼まれないのに勝手に比べて自分から傷ついてるんじゃないかって、ちょっと思いをめぐらせることならできるはずです。
あとは、落ち込んだら人に会いましょう!
友達集めて「美味しい美味しい」とご飯食べてるだけでも気分は晴れます。落ち込んでる最中って、人に会うのも嫌になるんですよね。でもそこは無理しても行く。気乗りしない合コンも、ママ友の集まりも大抵行ったら行ったで楽しめたりするもんです。
超余談ですが先日面接を受ける際のよくある質問に「あなたの強みは?」とあり、悩みすぎて「もう考えるのめんどくさっ」となった時のこと。突然頭の中に尾崎豊の♪僕が僕であるために♪のメロディーが流れ、「強みは私が私だってことだー!」と思考が完全に開き直りました。(結局面接時にその質問はなく、「強みは私が私であることです!」と言い切るというチャレンジはできませんでしたが)
あなたはあなただから良いのです!これ絶対!
最後に、先日プラムが友達からもらったメッセージで励まされたものを。