現代美術はお好き?
待ちに待った塩田千春展「つながる私(アイ)」に行ってきた。
5年前の東京。森美術館の「魂がふるえる」展ではじめて作品を観た。「魂がふるえる」なんて適切なテーマなんだろうと思った。私は身体中の魂がふるえた。その時から気になって仕方ない。一緒に観た長女も心を鷲掴みされていた。
塩田千春さんはベルリン在住で、糸を使って空間を彩る今や日本を代表する現代美術家の一人だ。
みなさんは、現代美術は好きですか?
難しい、わからないと思う方も多いと思うが、わからなくても「感じる」ところがあれば良いと思っている。
だけど、「それを芸術と認識する場合が困難なことが多々ある」とwikipediaにも書いてあるとおり、時に難解な芸術作品もある。
塩田千春さんの作品はその中でも認識性が高くわかりやすい作品と言えるのではないかと思う。
そして、私が好きなのは「人とのつながり」をテーマにしていながら、つながりを求めるあまり人は孤独だということを逆に感じてしまうところ。でもつながりを求めずにいられない。そういうことが時に荒々しく、時に美しく表現されている。
コロナ禍直前の2020年2月、自身の出身地、岸和田市で「永遠の糸」展は両親と観に行った。美術に関心が低い父も興味深く作品を観ていた。
以下は今回の展示より
今、読売新聞の連載中の小説※の挿絵の展示もあり、撮影不可だったが、こちらもすごく良かった!顔は描かれていないのに存在感がすごくて、赤い糸が効果的に使用されていた。
※多和田葉子さんの「研修生」(プラクティカンティン)
今回の展示は、インタビュー映像も見応えがあり、2本全部観た。作品作りへの思いや作品作り、読売新聞の連載中の小説の挿絵について、ベルリンのアトリエの様子、蚤の市での買い物など興味深いものばかり。
実に満足、と会場を後にした。
こういう少し大きめの栞を購入
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大阪中之島美術館と言えば
ヤノベケンジ作品。いつ見ても楽しい。
uminekoに大阪中之島美術館の記事を載せています。
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肥後橋駅には戻らず、西梅田に向かって歩いた。
※この後、自身の美術観賞について疑問が湧いてきて、続きを書いたけど、長くなったので、ふたつに分けます。
この日着ていた服
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