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何か考えているようなカラスで一句

なに思う遠くを見やる寒鴉かんがらす


ずいぶん以前、とあるイオンの屋内駐車場で一枚の写真を撮りました。
それが下の写真です。

まるで何かを考えているように見えませんか?

俳句の世界では、カラスだけでは季語とはならず、何か文字を足して、春夏秋冬、カラスに関する季語があるとのことで、冬のカラスは「寒鴉」。

「寒鴉」を上五かみごに置くか下五しもごに置くかで悩みました。

何年も前に撮った写真で一句作れたことが嬉しく、何年か前の自分とコラボしたみたいな気持ちです。


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