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来年も生きて同じことを思う

来年も生きて同じことを思う

今使っている日記帳が埋まってしまったので、去年の日記帳を出した。去年使っていたノートはページ数が多くて、半分くらい空白のページがあるので今年の続きはそこに書いてしまおうという魂胆。

去年どんなこと書いてたかなぁと気になって読み返したら、最後のページには、1年間で読んだ本や見た映画、アニメ、ハマった音楽をメモしていた。(説明はなく名称のみ)
その中に今年リリースされたと思っていた曲名が書かれていて

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ワ!ワ!ワ!

ワ!ワ!ワ!

自分の感情やスタンスに何らかの名称が付与されると安心する。
ラベルを貼ることでわたしはわたしのことを理解出来たような気になるし、名称があるということは似たような人が自分以外にもいるのだと思える。
しかし最近はそのことに、それほど意固地になり過ぎなくてもいいなとも思うようになってきた。

確かに共同体として生活する上で分類は重要なものではある。名称があることによって、他者を知ることにも繋がるし、それ

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今年と来年とこれから

今年と来年とこれから

仕事が納まったので、今年見た映画やアニメ、読んだ本やハマった曲を日記に書き出してみた。その中のいくつかをここにも記録しておこうと思って途中まで書いてみたのだけど、収集がつかなくなりそうだったので辞めた。好きなものについて何でもかんでも語りたくなるオタク気質なところが出てしまう。書き出したメモを全て消す。

わたしは植物や空や川を見ることが好きで、それらに癒やされることも多い。だけど外に出る元気がな

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2023夏

2023夏

今年の夏はぐるっとパスを購入して色々なミュージアムを見てまわった。その中でも心が大きく動いたのは、印刷博物館と昭和館を順に巡った日だった。

印刷博物館では古代の木版から始まり、歴史年表と照らし合わせながら、日本史と世界史の両方の観点から印刷技術の発展を学べるようになっていた。海外から入ってくる様々な技法がその時々の人々の需要に沿って選ばれ利用された。仏教が浸透している時代には仏画の絵を刷るための

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少女

少女

小さい頃、自分が大人になった姿が想像できなかった。

想像できないということは、大人になる前に消えてしまうということなんじゃないかと思っていた。

今年で21になる。

少し前に大好きな母が亡くなった。

自分の気持ちが理解できなくて一人の時間が欲しかった。環境を変えたくて、そして、引っ越しをした。

引っ越す前のアパートは2年前、母と一緒に内見に行ったところだった。
掃除用具やキッチン用品は母が

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白湯

白湯

白湯を飲む生活を続けて2年ほど経つ。

飲むタイミングは朝起きてすぐと、夜眠る前。

朝の空腹状態で白湯を飲むと基礎代謝UPとか、血行改善とか、デトックス効果とかいろいろあるらしい。

夜に飲むのは何となく。暖かいものを飲んだほうが眠りにつきやすいかなと思うし、歯を磨いたあとにお茶は飲みづらい。

だけど2年前からこれといってわたしの体調に変化はない。朝起きると肌の表面は冷たいのに汗をかいていて、

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