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上手くいかないのは「言い方」のせいかもしれません

どういう風に相手に伝えるかってめっちゃ大事だろうなって思います。

ケンカの原因

なんか大体のカップルや夫婦のケンカってほとんどが言い方に尽きるんじゃないでしょうか。物事の事件そのものよりも、言い方がムカツク、だから全部気に入らない、みたいな。

人の相談を聞いてても大体がこれ。

僕も最近でこそ無くなりましたが、奥様と付き合いたての頃はよくそれでケンカになっていました。というかよく僕が怒られていました。

「え?どんだけ用意に時間かかってんの?」
ってデートの最初の一言目に言ってしまってブチギレられて帰られたことあったっけかなぁ・・・

今から思い返しても間違ったこと言ったようには思わないんですが、やっぱり言い方は良くなかった。

結局、正しいことを言うだけが「相手に伝える・相手を動かす方法」ではないってことに気づくのにすごい時間がかかりました。

なので何を言うかよりも、どうやって伝えるかに気をつけた方が上手くいく可能性が高いように思います。
お願いをするにしても、文句を言うにしても、上手く伝えないと効果が半分以下になったりします。

それに気づいてからは、言い方は気をつけているところではあります。
もちろん今でも口を滑らすことは余裕でありますけど。

海外でも「言い方」はある

海外って敬語がなくて直接的だって昔は思っていましたが、実際にカナダに住んで仕事をしていると案外そうでもないんだよなぁってなります。
僕の英語レベルはまだまだなのでどこまで理解しているかは怪しいですが、それでも言い方はあるなぁと思います。

確かに日本みたいな年功序列で年上には一律に敬語みたいなものはないですが、当たり前のように状況に応じて使い分けている感じがします。

例えば僕らのITエンジニアの場合、書いたコードを同僚や上司にみてもらうことがあるんですが、そこではやっぱりいろいろな指摘を受けるわけです。

そういう場面で何か相手のことを指摘したいみたいな時は結構わかりやすい。

とりあえず「good job!」「awesome」みたいなのから入って、最後に「ここはこっちの方いいかなぁと思ったけどどうだろう?」みたいな言い回し。

褒めて褒めて最後にちょっとだけ湾曲的に伝えるって感じ。

いきなり、「ここを修正して」「ここは間違ってる」みたいなことを直接的に言ってくる人は少なくとも僕の周りにはいないです。

カナダ人は人日本みたいに、人の距離感を大事にする人が多い印象です。
だからかなぁと思いましたが、アメリカで働いている人に聞いてもそんな感じだったので北米のあるあるなのかなぁと思ったり。

その代わり、自分の主張や意志はちゃんと伝えてくるように思います。そこが日本とは大きな違いかも。

なので「どうやって相手に伝えるか」を考えて英語を使わないとなぁって思います。
この褒めて褒めて最後にちょっと言うっていう北米スタイルも学ばなければいけません。

日本も、このとりあえず褒めるっていうの取り入れるべきかも。
そうすれば、もうちょっとコミュニケーションが円滑になり、上司と後輩との関係もスムーズにいくんじゃないかなぁと。
少し大げさでも褒めるクセをつけておかないとなぁ。

残念ながら「何を言うか」より「誰が言うか」が大事なのだが

人の話って「何を言うか」より「誰が言うか」の方がはるかに大事なんだろうと思うんですよ。

例えば、まったく同じ内容のビジネスの話を、僕が言うより孫正義が言う方が絶対に正しいと思うだろうし聞きたいです。そりゃそうだ。

だから何かを伝える時って内容そのものよりも「誰が言っているか」が大事という元も子もない話なんですよ。
ですが我々みたいな一般人でも、何かを伝えないといけない場面って結構あるわけで。

じゃあ、一般人の我々は一体どうしたらいいのか。

その答えが以前流れてきたXの投稿で見つけました。
マジでそうだよなぁって思います。

人は、「何を話すか」ではなく、「誰が何を話すか」で、聞く価値がある話なのかを測っている。 しかし、まだ何者でもない人にとっては、「誰が」のカードを使えないので、「何をどのように話すか」を工夫しなければいけない。"言葉の巧みさ"は、古代からの必須教養。

何者でもなに我々だからこそ、「言葉の巧みさ」が必要で、どういう風に相手に伝えるかを考えなければならないってことです。


論理的に話すのか。
熱く感情に訴えかけるのか。
論理や数字をベースにストーリーで感情に訴えかけるのか。
褒めて褒めてゆっくり相手に伝えるのか。

ということで

言っている内容が正しいからって正しく伝わるとは限らないですよって話でした。

言い方・話し方の違いで物事が大きく変わることがあります。

仕事やパートナーに自分の意見がなかなか通らなかったり上手くいかない時は、伝えた方をもうちょっとフォーカスした方がいいかもしれません。

ではでは。

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