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個性という落とし穴



ずっと悩んできました
個性的な仲間の中で
誰よりも普通で


蟹江っぽい写真って言われたい
個性ってどう写真で表現するのだろう
来る日も来る日も生み出そうと必死にもがきました。


毎日16時間(今ではとんでもないけど昔は多分業界スタンダード笑)
常に本気で
毎回の撮影で同じことはせず、
新しいアイディアを込めて撮影し
今日より明日、明日より明後日と
努力しました。
いくらやっても
想いが薄ければ
上手い人には敵いません。


想いをのせるとは
憑依させろということではありません
超常現象を起こせということでもありません。


大切なことは
お客様に喜んでもらうこと
それは実は2番目
当然のこと
1番は目的
何のために撮るのか
お客様の想いは何なのか。


自分らしい写真を撮りたい
カメラマンなら陥るこの悩み
それってエゴなんじゃ?
自己表現をする仕事ではその自己承認欲求が
この写真の本当の目的を霞ませてしまうことがあります。
まずはカメラマンのエゴから抜け出す

一つのことを極めるには
本当はとてもシンプルなこと


ただただお客様の想いに向き合い丁寧に撮る
真っ直ぐに極める
だけど
技術という想いをカタチにする基礎は必要

三脚を立て
露出計で光を測り
1段の1/4刻みで光を気にして
良い条件を整え、時にはじっと待ち
シャッターを切る
その丁寧に撮っていた一連を
デジカメになり
時代が早くなっても
大切な部分は
残していきたい

手首や顎の角度
指先の動き
まぶたや口元の開け具合
表現の立体感


「初心忘るべからず」


カメラマンは現場に一人
甘えるも厳しくするも自分次第
誰かに認めてもらいたい
承認欲求はだれでもある
その誰かは、本当は自分自身
自分に自信がないから意見を求める
そとの世界に景色を見にいきたくなる
ただ、外の流れは均一で優しいわけではなく
プラスもマイナスもいろいろで、
言語強者もたくさんいる。
結局自分という芯がなければ、無限に探す何かは見つからない


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