読書感想文|うまくいっている人の考え方 完全版
自分に自信が無い、と感じる人は多いのではないでしょうか。
かくいう私も自尊心の低さに悩むひとりです。
「自分なんてダメだし…」とか「自分になんかできるわけないし…」と考える事が多すぎて、新卒の頃の上司には「もっと自信を持て」と面談の度に言われていました…笑
謙虚であることは良いことかもしれませんが、自信が無さすぎて卑屈になってしまうのは人が離れていきますし、積極的に何かにチャレンジしていく機会も減らしてしまいますよね。
そこで、自分の自尊心の低さを変えるきっかけになればと思い本書を手に取りました。
自尊心とは
自尊心とは何か。簡単に言うと、それは自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じる気持ちのことである。
―うまくいっている人の考え方 完全版
本書では自尊心を高める方法を100個紹介しています。
ひとつずつその思考について説明があり、それが100個続くという感じです。
100個とはいうものの、ひとつ2〜3ページですので思ったよりスラスラと読めました。
前から読み進めていくもよし、気になる場所を選んで開いてみるもよしです。
また、その考え方を最初のページからひとつずつ実践するもよし、自分にできそう・やってみたいと思ったものから実践するのもよし。
自分の意志で自由に読んだり実践できるという点に魅力を感じました。
内容もとりわけ難しい事が書いてあるわけではありませんでした。
似たような内容を繰り返している箇所もありますが、全体を通して自分と向き合い、自分を受け入れ、ポジティブになりましょうという内容でした。
私は特に「自分を大切にする」という見出しでカテゴライズされた10~19個目の思考が特に響きました。「自分なんて…」と思うあまり自分を大切にできず、結果的にまた自尊心を下げるというループになっているなと。
最初の方で著者も言っていますが、この本は読んで納得して終わりではなく、読んでその思考を実践してこそ効果を発揮するものなので、「これは自分にとって良い影響を与えそうだ!」と思ったものを積極的に試してみると良いと思います。
この本で自分を客観的に分析するきっかけにもなりました。私も一度読了したとはいえ、上記の「自分を大切にする」をはじめ、実践できそうなものから日々の生活に落とし込んでみようと思います!