なぜ不安が拭えないのか、なぜ得られないのか、なぜ貧しいままなのか。

人間とは、与えられてもいるが、求められてもいる存在。即ち、人間は、生存に必要なものは全て住まう地球に揃い、与えられている。しかし、人生の探究、善への実行を求められているという実相を理解しておかねばならない。それをせずして、与えられるものも得られずとなるのは、至極当然のことである。なぜ不安が拭えないのか、なぜ得られないのか、なぜ貧しいままなのか。それは、現代社会において、不平等な身に置かれているとか、運が悪いとか、環境の所為とか、がんばりが足りないとか、そういうことではない。即ちそれは、自然創造主への畏敬の念、関係性の絶対的な不足、そして、知ろうとしない怠慢によるのである。だから人生が何たるかが分からない。善と悪の区別もつかない。これでは不安は増幅し、幸を得られず、心が貧しいまま。

そのことを肝に銘じ、畏敬の念、関係性の改善、そして学ぶことへ真摯さを見直します。

有難う御座います。