「孝行のしたい時分に親はなし」と云うが
「孝養心」はあるか。“孝養”とは、親に孝行を尽くすこと。子が親を大切に養うこと。我が親を「本当に思う切なる願い」が有るのであれば、人頼みではなく、自分が努力をして何とかする。世間では、「孝行のしたい時分に親はなし」と云うが、もし親は既にこの世に居なくとも、本当は、あの世で“生きて”いる。然らば“生きている親”へ出来る孝行をなぜしないのか?このような実相の認識を持って、生きることが子にとって大切なことなのである。現日本は、悲しいかなこの「孝養心」が薄くなり、現世界を見ても、精神性の劣化が最も激しい。「何を古臭いことを今更に…」「親を尊敬しろなんてありえないし…」「勝手に呆けて、病んで、勝手に死んでいけばいい。親が子に自分の不甲斐なさを押し付けるな!」「何で今時、親の面倒なんてみなきゃならないの?施設だって何だってあるでしょ?こっちは仕事で忙しいんだよ!邪魔するな!」…。このようなゾッとする言い分があちこちから聞こえてくる。己、この心情で生きたならば、どれだけ多くの富を得ようが、安心で豊かな生活を手に入れようが、因果応報は必ずある。自分の死に際でも、あの世でも、必ず永遠に後悔し続けることになる。この極めて人生上の大事な事を思い出し、性根を入れ替え、生き直せ。
そのことを肝に銘じ、親を思う孝養の心を養い、行動します。
有難う御座います。
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幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者