あの世には人権というものはない。
無条件の人権というものはあるのか。この世の社会、自国内の中で確かに基本的人権は尊重されているが、果たして真実はどうか。極端な有事や災害時にこの人権は保護・保障されるのか。渦に巻き込まれる渦中に、自分だけは人権が保障されているはずだから助けてもらえるはずだと思っていないか。これは実相の上では否。人間は、宇宙全体、総体の中での部分でしかない。自分即全体ではない。この真の意味を捉えていないと、いざという場面が迫った時、慌てふためくことになる。ではどうすれば良いのか。事実、あの世には人権というものはない。本来、この世にも平時であれば、部分的、限定的、一時的な人権は起動したとしても、事がひっくり返った時には機能しないことを理解出来ていれば、今、目の前で起きている事象を静かに捉え、己に帰り、受け入れ、日々最善を尽くすことが出来るはずである。即ち、残されたこの世の命の灯を精一杯に生き、いつ何が起こったとしても、怯むことなく、地に足を付けて、己のやるべきことを最後までやり切る信念を持ち続けるしか道は無い。
そのことを肝に銘じ、周囲で起こる騒めきに一喜一憂することなく、ただ只管に、己の生き様を高め、世の為、人の為に尽くします。
有難う御座います。
幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者