感覚過敏と自認するワケ
感覚過敏なのだと自覚が確信に変わったのは、
大学の授業だった。
毎年250人の測定をしている先生に、
触刺激の感覚受容速度の測定で、反応速度が速すぎて不正を疑われた。
2回測定して2回とも。
今では学群長を務めている先生の必修授業。
母数は1000人単位のはず。
その中で極めて「速い」と言われた。
測定の結果、私は光刺激と触刺激が平均よりかなり速く受容していた。
一方で、光刺激からの全身運動の速度(画面に表示された矢印の方向に体を移動する、ダンスゲームのような…)は平均より遅かった。受け取るのはとても速いが、出力はゆっくりなのが私。
人より早く刺激を受容するということは、
同じ条件なら、人より長い時間刺激を浴び、
人より多い量刺激を受け取ってしまう、ということ。
人より早く気づけるとも言える。
何にでも数値や名前を求めるのは違うけど、
目に見えずに分かりにくいことを数値化、比較できたのは良い経験だった。
自分の個性を分かった上で、
今後も自分の居心地の良さ、過ごしやすさを追求して行きたいところ。