【2023年こそ!!】 30日間でマーケターになれるかもしれない課題図書10選
▼書き殴り手
金子彰洋(通称:カネコデラックス)
株式会社YOUTRUST 執行役員 兼 キャリア事業責任者
日本のモメンタムを上げる「キャリアSNS」を創るスタートアップにいます
ざっくりいうと、
広告代理店でナショナルクライアントを中心に実務を行い、
マーケティングや戦略の部門で責任者をしていたものです。
最近、マーケティングと縁遠い、ビジネスやファイナンスを担当することが多く、寂しくなってしまったので、(あと年末年始があまりにもヒマすぎて)マーケティングの話も書きたいなと思い、筆をとった次第です。
新年思い立ち、今年こそマーケティングを頑張る!マーケターになる!といった熱意ある方の参考になれば嬉しいです。
極力、学術書っぽい、分厚くてやる気を失う本は少量にしたつもりです。
ということで、早速ですが、
「一気読みすればなんとなくマーケティングがわかるかも」な本を紹介。
A. マーケティング基礎編
#01. マーケティング企画技術
俯瞰的に「企画」というものを捉える良著。最初の一冊に適しています。
さらっと読んで、困った時に開くのも良いと思います。
#02. マーケティング大原則
マーケティング企画技術が座学とすれば、本書は実習に近い。
事例を交えながら説明してくれるので読み物として面白い。
#03. ジョブ理論
どんなジョブのためにそのプロダクトを「雇用」したのか。
すべてはこの一文に集約される。
B. フレームワーク編
#04. 手書きの戦略論
時系列で進化してきたフレームワークを7つに分けて説明してくれています。
どれも実務者であれば覚えておくべき内容なので要チェック。
ちょっと長めですが、スラスラ読めると思います。
#05. 顧客起点マーケティング
噂に名高い「n=1分析」や「9segs」の元になった本。
ミクロな分析とマクロ分析をまとめて理解するにはもってこいの良著。
直近のマーケ業界で知らぬものはいない考え方なので要インプット。
#06. マイケル・ポーターの競争戦略
古典的名著のエッセンシャル版。
「戦略」と呼ばれる領域の話が手短に詰まっているので読んで損はない。
とはいえ、正直、ちょっと眠くなるので、後回しでもいいです。
C. アイデア発想編
#07. アイデアのつくり方
ジェームズ・W・ヤングといえば、この本。
30分で読めるが、シンプルな学びがいっぱい。
インプットすべきは、たったのワンセンテンス。一生効いてきます。
#08. 考具
アイデアを考える際に使える21個の技が書かれています。
アイデア持ち寄りで中々数が出ない時などに開いてみることをオススメ。
若手ばかりのブレストが多いときは特に必要になるかも。
D. 歴史&事例編
#09. アイデアの発見
杉山恒太郎が目撃した、世界を変えた広告50選。と副題がつく。
クリエイティブの力を凝縮した事例集。
隙間時間にひとつずつ読んでください。
#10. 日本の歴史的広告クリエイティブ100選
江戸時代から現代まで遡ります。
全部見る意味があるかはわかりませんが、煮詰まったら眺めてもいいかも。
トイレにおいて1日2-3個消化するとかでもいいかもですね。
E. 番外編
長尺の本を読むと疲れます。
文庫本サイズでたまーに息抜きをしたい人にいくつか。
どこが10選やねんという番外編を繰り広げましたが、
どれも60分あれば余裕で読めるので、チラ見してみてもいいかもです。
理性でなんとかこれ以上追加するのを止めました。
今回は「ブランディング」や「戦略」に関する本はあえて削りました。
それはそれで割とあるのと、正直30日間でアレもコレもは無理だと思ったからです。
マーケティングは「DO」、ブランディングは「BE」と言われますが、
思考が整理できないと何の話かよくわからなくなります。
ブランデッドなマーケティングだったり、
マーケティングオリエンテッドなブランディングもあったり、
混ざり合うものなので、そのあたりは経験するしかないかもしれません。
といこうとで、本日はお開き。
※アフィリエイトリンクは一切仕込んでおりません。新年の暇つぶしに書きましたので、気にせずAmazonに飛んでください。
この流れで来るとは思っていませんが、
儀式のようなものなので、YOUTRUST社の採用情報を置いておきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?