過去、現在、未来にわたっての納得と満足。今日死んでもいいという諦めと、100年生きる気持ち

みなさん、人生の最終的なステージってどんなイメージを持っていますか?

ステージ7の状態

つまり「過去、現在、未来にわたって納得と満足をしていて、今日死んでもいいという諦めと、100年生きる気持ちで改善に取り組むことを同時にできている」状態について、深掘りしていきます。


ステージ7とはどんな状態?


このステージ7というのは、人生の最終的な到達地点として、多くの人が目指す理想の状態です。

過去に対する納得、現在の満足感、そして未来に向けた改善への意欲。この3つが揃っていると、人生は非常に豊かに感じられます。


たとえば、過去を振り返って「ああ、あの時の選択は間違っていなかった」と納得しているし、今の自分に対しても「これで良い」と心から思える。

そして未来に対しては「これからも成長していける、もっと良くできる」と前向きな気持ちで取り組む。これがステージ7の基本的な考え方です。


一見すると矛盾しているように感じるかもしれません。

なぜなら、「今日死んでもいい」という諦めと「100年生きる気持ちで改善に取り組む」という長期的な視点が同時に存在しているからです。

でも、これって実はとてもバランスの取れた生き方なんです。


「今日死んでもいい」という諦め


まず、「今日死んでもいい」という諦めの部分から考えてみましょう。

これは、単なる絶望や投げやりな気持ちではありません。

むしろ、「過去と現在に対する完全な納得」があるからこそ、いつでも人生の終わりを受け入れられるという意味です。

過去の選択に後悔がなく、今この瞬間を十分に生きていると、たとえ今日が人生の最終日であっても「ああ、悔いはない」と思えるようになるのです。


たとえば、身近な例で考えると、旅行の最終日を思い浮かべてみてください。

旅行の初日から十分に楽しみ、行きたい場所に行き、食べたいものを食べ、やりたいことをすべてやったなら、最終日の夜、少し寂しい気持ちはあるかもしれませんが「満足した、もう帰ってもいいや」と思えますよね。

これが「今日死んでもいい」という感覚に似ています。


過去への納得


過去への納得というのは、自分の選んできた道に対して後悔を持たず、「あれがあったから今がある」と思える心の余裕を指します。

人はみな、何かしらの後悔を抱えて生きていますが、ステージ7では、その後悔すらも受け入れ、肯定的に捉えることができます。


たとえば、学生時代にもっと勉強しておけばよかったとか、あの時に違う選択をしていれば今頃はもっと良い状況だったかもしれない、といった後悔を抱える人は多いです。

でも、それがあったからこそ今の自分がある、という風に考えられるようになると、過去に対する納得感が生まれます。


100年生きる気持ちで改善に取り組む


一方で、「100年生きる気持ちで改善に取り組む」というのは、未来に対しての積極的な姿勢を指しています。

過去に対して納得し、今の状態にも満足しているけれど、それでも未来に向けて成長を続けたい、より良い自分を目指したいという気持ちを持ち続けることです。


これは、ただ現状に甘んじているのではなく、常に自分を磨き、成長していく姿勢です。

例えば、60歳で退職して「もう余生だから」と何もしないのではなく、そこから新しい趣味を見つけたり、ボランティア活動を始めたり、あるいは新しいスキルを身につけることに挑戦する。

そういう姿勢が「100年生きる気持ちで改善に取り組む」ということです。


未来への希望と改善


未来への希望を持ちながらも、結果に固執しないというのがポイントです。

改善に向けた努力をしつつも、その結果がどうであれ、過去や現在に対する満足感があるため、未来に対して過度なプレッシャーを感じることがないのです。


身近な例で言えば、日々の健康管理がそうかもしれません。例えば、食事や運動に気を使いながら「長生きしたい」と思って改善に取り組む。

でも、仮に明日健康診断で何か問題が見つかったとしても、「これまでやってきたことに満足しているから、大きな後悔はない」と思える状態です。

改善への努力は続けるけれど、その結果にとらわれすぎないという姿勢が大事です。


身近な例から見るステージ7の状態


じゃあ、もっと身近な例でこのステージ7の状態を見てみましょう。例えば、家庭での生活や仕事を考えてみましょう。


家庭の例


ある人が、これまで家族との時間を大切にし、子育ても一生懸命やってきたとします。

子供が独立して、夫婦二人での生活になった時、その人は過去の家庭生活に対して「後悔はない。やるべきことはやった」と感じている。

現在も、パートナーと穏やかに過ごしており、「今の生活も十分に満足している」と感じています。


でも、まだ家のリフォームを考えていたり、新しい趣味を夫婦で始めようと思っていたりと、未来に向けての改善にも積極的です。

これが、ステージ7の状態です。「今、もし何かが起きても悔いはないけれど、まだまだやりたいことがある」。このバランスが取れているからこそ、心の余裕が生まれ、幸福感が増していきます。


仕事の例


次に、仕事の例です。あるベテラン社員が、長年のキャリアに誇りを持ち、過去の業績に対して「よくやってきた」と自信を持っている。

そして、今のポジションやチームにも満足している。しかし、このまま現状に甘んじるのではなく、若手の育成に力を入れたり、業務効率化のための新しい方法を模索したりと、未来に向けての改善にも取り組んでいます。


その社員は、「今日会社を辞めても悔いはないけれど、まだやりたいことがたくさんある」と感じており、常に前向きな気持ちで仕事に取り組んでいます。これもまた、ステージ7の状態です。


ステージ7に向かうために


じゃあ、どうやってこのステージ7の状態に近づくか?

大事なのは、まず過去を受け入れることです。自分の選んできた道や経験を「これでよかったんだ」と肯定し、今に満足する。

そして、未来に向けての改善を続ける。これが、ステージ7に向かうための大きなステップです。


人生の全てに納得し、常に成長を目指す姿勢。このバランスが取れた時、あなたもステージ7の状態に到達できるかもしれません。

---


読んでくれてありがとうございました!質問やコメントもお待ちしてます!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?