仕事始めの経営者に要注意な話 新年のスピーチでやってしまう間違い No.737
今日から仕事始めという方も多いと思いますが、正月気分も抜けていよいよ街全体も動き出す感じですね。明日から仕事だという方もいらっしゃると思いますが、そんな方も正月気分は抜けてきたと思います。
私は3日から仕事をしているので、もうエンジンはしっかりと掛かった状態ですが、皆さんいきなり全開には出来ないので今日はまだアイドリング中くらいの方も多いのではないでしょうか。
私は昨日まではデスクワーク中心でしたが、今日から早速クライアントの年初の会でお話させていただきます。今年のスタートダッシュを決める大切な行事なのでしっかりと社長の想いを皆さんに伝えたいと思います。
ここで大切なのが、相手の温度感をつかむことです。私も社長時代によくやってしまった間違いが、自分はお休み中も仕事をしていてエンジン全開なので休み明けにそのテンションで話をすると、皆さんはまだ温まっておらずついてこれないという状況です。
聞く耳が出来てない状態でいくら話をしても全く聞いてもらえず、こちらが熱ければ熱いほど差が開きます。
最悪のケースはこちらの話が熱すぎて大やけどをして、社長の話はもう聞きたくないと、心が離れてしまうという状態になります。恥ずかしながら私はこのミスを何度もやっていました。
イメージとしては体が冷え切っている人がいきなり45度の温泉に入ったら「こんなもん入れるか!」となるのと同じ状態です。
しっかりとぬるま湯から温度感を合わせて、相手が聞いてくれる状態を確認して話をスタートしていきましょう。
もう一つが自分の話したい事だけを話さないということです。相手が聞きたいと思う事を話に入れるということが大切です。
皆さんも自分に関係のない話をいつまでも聞かされたら飽きてしまいますよね。さあこれから仕事を始めようと言う時に自分に関係ない話を延々と聞かされたらやる気はなくなってしまいます。
社長の新年の抱負を語るのは良いのですが、聞いている皆さんが自分も新年の抱負についてイメージが出来るような話にして、皆さんで良い1年をイメージできるような話が出来ると素晴らしいです。
相手が聞きたいと思う事をしっかりと話していきましょう。
最後に、やはり話は面白いほうが聞いてくれます。正月からくそ真面目な話も良いのですが、楽しい話を出来るようにしていきましょう。
そんな面白い話いきなり出来ないよという方も多いと思いますが、そんな皆さんも年末年始に色々と面白いテレビを見られたはずです。箱根駅伝も劇的な展開でしたので話題には良いのではないでしょうか。
まずはそんな話題からでよいと思います。経営者の皆さんは会社では威厳が無いといけないとか、面白い事を言うと舐められるとか、間違った恐怖がある方がいます。
経営者だからといって難しい話をする必要はありません。わかりやすく共感できる話をしていきましょう。
親しみやすい社長の方が皆さん話しやすく、結果として緊張がない分成果も上がります。何か一つでも良いのでみんなが盛り上がる話が出来れば、今年も良いスタートが切れるはずです。
その上で、自分の想いをしっかりと伝えるように話をしていけば皆さんもちゃんと聞いてくれます。
今週中に朝礼などで話をする経営者、リーダーの皆さんはちゃんと温度感を合わせ、皆さんが興味を持ってくれる話が出来る準備をしてお伝えしていきましょう。
今日の一言
自分のためにではなく相手のために話す
成長するための実践行動
・聞く相手の温度感を理解し合わせる
・自分の話したい話ではなく相手の聞きたい話を意識する
・面白い話を積極的に取り入れる
・最後に自分の想いをしっかりと伝える
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