![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68346165/rectangle_large_type_2_e86903b3a12793ab6cded031dacf778c.png?width=1200)
ぼんぼん社長㉔ 留学時代⑨ かろうじて卒業 毎日note連続1088日目
皆さんこんにちは、ぼんぼん社長井上 剛典です。
前回はオーストラリアで日本食の店をオープンしたことについて書きましたが、今回はオーストラリア留学の一番の目的、学生としての話を書いていきます。
ここまで8回にわたってオーストラリア留学時代の話を書いてきたのですが、散々やり散らかしてきたのは伝わったと思います。
色々やりましたが、やはり本業は学生という意識はありました。大学は早々に諦めましたが、せめて専門学校は卒業しようと思っていたんですよね。
全く勉強はしていませんでしたが、中学高校は進学校に行っていたという矜持もあり、何とかしたいと思いました。
しかし、中学高校6年間と浪人時代の1年プラスオーストラリアに来て3年遊んでいましたので、今更勉強の習慣を身につけようにも身につきません。
更に在学中に日本食の店をオープンしたりしていたので、もう自力で勉強をする気はほとんどありませんでした。
しかし、学生ビザを延長するには大学に編入するしかないのでその選択肢はなく、日本食の店も撤退していたので時間はあり、せめて卒業しようと取り組みました。
いわゆる成功者の話とか、ちゃんとしている人の話だとこのあたりで心を入れ替えて猛勉強し、大学へ行ってさらにMBAでも取って社会人として復帰していくのでしょうが、私は相変わらずでした。
根っからのぼんぼん体質が抜けずのんびりしていたんですよね。
勉強が出来なかったもう一つの原因は、勉強のやり方が本当にわかっていなかったということです。
中学受験は早熟で人より勉強ができて、特に苦労すること無く受験をクリアしてしまい、中学に入って挫折してそのまま落ちこぼれたので勉強のやり方を全く理解していませんでした。
そのまま約10年経って、勉強がいきなりできるかと言えば出来るはずがありません。勉強ができない方のパターンで「何がわからないのかわからない」という状態です。
この経験は今コンサルとしてやっている中で活かされていて、経営者の方の悩みの一つに「何をしたらよいのかわからない」という状態がありますが、この気持ちがめちゃめちゃよくわかるんですよね。
できなかった自分だからこそ人の痛みに寄り添えるようになりました。
そうそう、話を本題に戻すと、全く勉強ができず、やり方もわからない私がどうやって卒業したのか、それは人の力を借りることでした。
私が専攻していたのはビジネスで、簿記以外は日本語でやればそれほど難しくないのですが、それを英語でまとめるのがなかなか出来ません。
そこをGrahamというオーストラリア人学生に助けてもらい、そのほか基本的なことはマサシ君という日本人の友人に助けてもらいました。
私が卒業できたのはこの二人のおかげなんですよね。
卒論というには恥ずかしいレベルですが、日本食の店「美味」の話をまとめレポートにしました。
いまだに人の力を借りるのは苦手なのですが、この時は悲壮感が漂っていたのか、二人とも親身に手伝ってくれて本当にありがたく感じました。
この時にそんな体験をしているのに、いまだに人の力を借りるのは苦手なんですが、「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」の言葉の通り、大きなことをするには人の力を借りるしかありません。
余談ですが、岸田総理もそんなことを所信で言っていたような気がしますが、本当に皆さんの力を借りているのでしょうか。
結局普通なら1年半で卒業できる専門学校を、人の力を借りながら2年半かけて卒業しました。やはり卒業式はめちゃめちゃうれしかったですね。
その後取れるビザも無いので帰国することになり、せっかくなので帰る前にオーストラリア中を車で旅行しようということになりました。
前回も少し書きましたが、ビザの期限ぎりぎりまで滞在してオーストラリアの東側を半周し帰国しました。
余談ですが、オーストラリアの高速を夜間に長時間走ると虫の死骸がびっしり付きこんな感じになります。ちょっとわかりにくいのですが整流板がボンネットについていてこれがないとフロントガラスがこんな感じになるそうです。
そんなこんなで、5年間の留学生活も終わり帰国しましたが、その後もすぐに真人間に戻れるわけがなく、しばらくはリハビリ生活に入りました。
長くなりましたので、その話はまた次回書いていきたいと思います。
まだまだ続くよ「ぼんぼん」生活
いつ私は立ち直れるのでしょうか?
ぼんぼん社長シリーズはこちらから
今日の一言
自分一人で出来ないことは人の力を借りる
成長するための実践行動
・一人で出来ることは限りがあることを知る
・積極的に人の力を借りる行動をする
・そのために謙虚さとチャーミングさを身につける
------------------------------------------------------
SNS YouTubeやってます。
下記リンクよりつながってください
Facebook
Twitter
YouTube
株式会社井上感動マネジメントHP
#井上感動マネジメント #二代目社長の伴走者 #経営理念クリエイター #ライフスタイル #ビジネス #あり方 #オーストラリア留学 #ぼんぼん社長 #卒業 #人の力を借りる
いいなと思ったら応援しよう!
![二代目社長の伴走者 井上 剛典](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20868728/profile_d0f045e5f59f1b881e9abd66b07815ba.jpg?width=600&crop=1:1,smart)