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雨漏りする傘って「ありえね~」でも自分は大丈夫かな No.456

今朝もいつものルーティンで犬の散歩からスタートでした。冷たい雨が降っていたので散歩に出ないかと思ったら、元気よく飛び出して行ったのでよっぽどおしっこがしたかったのかもしれません。

最近買ったばかりの傘を持って後ろを追いかけていくと、雨の日特有のウロウロが始まり、おしっこをする場所を求めてウロウロし始めました。

傘をさしていたのですが、15分くらいしたところで背中にぽつっと冷たいものを感じました。

「えっ」と思い傘を見るとなんと骨を伝って雨漏りしているようです。買ったばかりの傘を見て唖然としながら、しょうがないので雨漏りする傘で家まで帰りました。

傘は雨から濡れないよう守ってくれるので傘なのですが、これでは全く意味がありません。傘だと「ありえない」と思うのですが、実は皆さん仕事や普段の生活でも同じような事をしている事ってありませんか?

今回の傘で言えば、ほぼ濡れることは無く傘の仕事をしているという事になりますが、背中に一滴の雨が落ちるというのは傘の仕事を完璧にこなしているとは言えません。

雨から濡れないよう身を守るという仕事を100%やって初めて傘の基本価値を守ったと言えます。

例えば物流の仕事では、納期を守るというのは基本価値で10,000個の荷物があった時に1個でも遅延すればそれは価値を守っているとは言えません。
背中に落ちた一滴のしずくも同じだと思います。

こちらから言えば1万分の1でも、受け取っているお客様からすれば1分の1の大切な荷物です。

他の例で言えば、仕事でもプライベートでもアポイントがあった時に、遅れないというのは基本価値ですが、こういったことが守れない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

お客様にお会いする前に必要な資料は準備しておくのが基本ですが、訪問してばたばたしてしまう事などもあるかもしれません。

こういったことは「一事が万事」で何かしらルーズな方はすべてにおいてルーズだったりします。

と、偉そうに書いていますが実は、遅刻するとか資料が準備できていないのは30代の頃の私の話です。恥ずかしながら当時は何事にも「ちょっとくらいいいんじゃ無い」という甘えた考えで過ごしていました。

これ本当に「一事が万事」で基本の考え方がこうなっていると、何事にも「ちょっとくらい大丈夫」という考えで取り組んでいました。

この考え方が、傘がほとんどの雨を防いでいてもぽつぽつと雨が漏れていると意味が無いのと同じです。

そんな時に師匠にお会いし、物事にとどめを刺す大切さを教えていただきました。とどめを刺すとは何事も「ちょっとくらいいいか」と思わず最後までやり切るという事です。

私も理解は出来てもすぐには出来ませんでしたが、徐々に出来るようになってきました。

とは言え、いまだに時間ギリギリに行動する癖は抜けておらず、アポイントギリギリに飛び込むこともありますが、10分前行動を常に意識できるようになりました。

皆さんに「生き方・あり方」伝える立場として、私自身が見本となれる行動をしていきます。

皆さんも普段から「まあいいか」ではなく100%でやり切る習慣を持ち、行動していくと仕事も普段の生活も質が向上します。

やり切る行動し、周りに良い影響を与えられるようにしていきましょう。

今日の一言
基本価値を必ず守る

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