ぼんぼん社長⑳ 留学時代⑤ 毎日note連続1070日目
皆さんこんにちは、ぼんぼん社長井上 剛典です。
前回はオーストラリアへ行きカジノにはまって自分なりに必勝法を見つけたという話をさせていただきましたが、カジノばかりに行っていたわけではなく、他にもいろいろしていました。
本来は勉強をしなければいけないのですが、勉強は最小限でそのほかの遊びや、あまり大きな声で言えないことも色々していました。
まあ、今なら時効なのでしょうがホント色々事件がありましね(遠い目)
今日は生活の土台となる当時の家と車について書いていきます。
マンション購入
最初の9か月をホームステイで過ごし、念願のシェア生活で1年過ごしたころ母から連絡がありました。
「そっちで家賃払うのももったいないからなんか物件買うね」
ん?
物件を買う?
それ位の軽いノリで母は新築物件を探し、私はオーストラリアで新築マンションに住むようになります。
1994年当時のオーストラリアは今のような好景気ではなく豪ドルも安く物価が非常に安い国でした。
当時は不動産もまだ値上がりする前で、ブリスベン市内のフラット(日本で言うマンション)が新築で12万ドル~20万ドルで購入できた時代です。
当時は1豪ドル70円前後で、マンション購入の頃は60円台になっていましたので、日本円で1200万くらいで130㎡でプール付きのフラットが購入できたんですよね。
シェア生活は終わり母が購入したフラットで豪華な一人暮らしが始まります。
最終的にはこの物件を売却するのですが、そのころからオーストラリアはシドニーオリンピックに向けてバブルのような経済成長が始まり、今は落ち着きましたが、一時は3倍以上の価格になったようです。
日本ではバブル崩壊し、不動産の価値が下がっていく中母の先見性はさすがだと思いました。
この物件を売却しゴールドコーストに新たな物件を購入するのですが、まさか仕事でその物件を使うようになるとは、この時は思ってもいませんでしたが、その話はまた次回以降書きますね。
新車購入
最初に買った車が10年落ちのカムリで古かったこともあり、同じ時期に車も買い替え新車になります。
学生をしながら留学の仕事を手伝っていたこともあり、お客様が乗せられる車が必要ということで、フォードのファルコンという車を母が購入しました。
母が購入と言っても普段使うのはわたしで、年に数回母がオーストラリアに来た時と、年に数回お客様を乗せる以外はすべて私が使っていました。
新築マンションに1人暮らしで、新車に乗ってるってどんな「ぼんぼん」だって話ですよね。
改めて振り返ってみるとすごい生活ですが、当時はそれがあたりまえだと思っていました。
そんな幸せ絶頂の環境を「あたりまえ」だと享受しながら過ごしていましたが、そんな平和ボケした私に事件が起こるんですよね。
泥棒侵入事件
私が住んでいたエリアはブリスベン市内の中心地から7kmほど北に行ったウインザーという住宅街エリアで基本的には治安が良いのですが、日本人の防犯意識で居たので2度泥棒に入られています。
一度目は玄関のドアを万力でこじ開けるというストレートな方法で入られたのですが、日本の感覚のままで防犯の意識が低かったんですよね。
皆さん新築を買うとドアにデッドロックという二重ロックのカギをつけるのが一般的なのですが、そんな事は知らないのでつけていませんでした。
外出から戻ったら家の中がひどい状態になっていて、色々と盗まれましたが、一番笑ったのはなぜか羊羹が無くなっていて、金色のパッケージだったので高級そうに見えたのだと思います。
写真は現物ではありませんが、こんなイメージのものが盗まれました。
犯人も開けてみてびっくりだったでしょうね。
2回目は寝ている時にベランダから侵入し、リビングにあったお金が盗まれたのですが、これも皆さんオプションで防犯用の網戸をつけられるのですが、私が付けていなくて侵入されました。
私も彼女(現在の妻)も寝ていて起きなかったのですが、3階のベランダまで雨どいを伝って侵入するという大胆な犯人で、彼女がしばらく寝るのを怖がっていたのを覚えています。
ふつうは1回目が入った時にセキュリティ対策をするのでしょうが、なんか自分だけは大丈夫という変な自信があったんでしょうね。
デッドロックも網戸もセキュリティでは当たり前の設備なので、オプションではなく最初から付けてくれていれば良いのですが、こういったところがオーストラリアらしいんですよね。
その後も何も学ばない私は車上荒らしが4回と、家のガレージに泥棒が2回入られました。
オーストラリアは命の危険は感じることはありませんが、コソ泥が本当に多い国でしたね。
家のセキュリティーの件もそうですが、すべてが自己責任というのが基本的な考え方なんですよね。
車上荒らしも、家に泥棒が入るのも対策をしていない自分が悪いという考え方で、警察も調査に来ましたがデッドロックをしていないお前が悪いというような感じでした。
警察に「お前デッドロックしてないのか?」と言われ、「だって付いていなかったから」と言ったら「そりゃ泥棒に入られてもしょうがないな」というような会話だったのを覚えています。
同じように車上荒らしも、見えるところに小銭を置いておくお前が悪いという感じで、車上荒らしくらいでは警察を呼ばないというのも身につきました。
オーストラリアでは子どもたちも自立していて、交差点で車が止まると窓掃除をしてくれるのですが、小銭をくれと言ってきます。
日本のようにお小遣いなんてないので、自分のお金は自分で稼ぐという感覚が早くから身につきますよね。
何事も自己責任で皆さん自立しているので、その考えが理解できれば気を使う必要がなく日本より住みやすいところだったと思います。
私はもともと何か事件があっても「まあしょうがないね」と簡単にあきらめていましたが、オーストラリアでその思考がさらに強くなりましたね。
日本は何事も過保護で、至れり尽くせりでなければ行動できない人が多くいます。
オーストラリアを見習い、自己責任で何でも自分で出来るとお互いに楽になりますよね。
何事も自己責任で動けるようにしたいですね。
そうそう、今は行けませんが海外に行けるようになったら日本の基準があたりまえでないことを理解して行動しましょうね。
今日の一言
事件に巻き込まれた時も自分に非が無いか考える
成長するための実践行動
・何事も自己責任で行動出来るよう意識する
・何か問題が起きた時に自分の責任で問題がないかを見る
・日本と海外では基準が違うことを知る
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