みんなに慕われる経営者になるには？No.747

2021年1月15日 06:39

昨日は経営者やリーダーの機嫌が良いことが業績に直結しているので、機嫌よくいることが大切だと書きました。

ではどうすれば機嫌よくいられるのでしょうか？

私も以前は「経営者は威厳が無いといけない」とか「ニコニコしていると威厳が無くなる」と勘違いしていました。

ですので、会社で笑顔を見せることはほとんどありませんでしたが、それ以外にも会社にいると、ミスの報告やコミュニケーショントラブルなど頭の痛い問題が多かったのも事実です。

対人的なストレスも多く、そんなスタッフの行動を見ているとつい愚痴も出てしまうような状況でした。

そんな状況で機嫌よくいるにはどうしたらよいのでしょうか。

ここで大切なのは「自分の気分は実は自分が決めている」という事実に気が付くことなんです。

相手のミスのせいで自分の気分が悪いと感じているかもしれませんが、例えば同じミスがあったとしても、同じ日の朝に社運をかけたプロジェクトの結果が出て、今期の大幅黒字が確定していたら怒るでしょうか？

朝出かける前に、宝くじで１０００万当たっているのを知ってから会社に行ったら、その日は１日気分よく、誰かがミスをしても気にしないのではないでしょうか。

上記の例を見れば相手の態度や出来事で決まるのではなく、同じ出来事でも決めているのは自分の心というのがわかると思います。

話しかけるなオーラを出して偉そうにしたり、忙しいオーラを出さなくてもあなたは経営者やリーダーでなくなることはありません。

逆に、周りのメンバーも積極的に話しかけてくれるので、日々居心地よく過ごすことが出来ます。

自分の機嫌は自分でコントロールできるのであれば、周りの方の動向に左右されず、いつも機嫌よくいることを選択してみてはいかがでしょうか。

今までむっつりしていた方が突然ニコニコすることに抵抗があるのは良くわかります。しかし、私も最初はそうでしたが、自分の態度でこれほど雰囲気が変わるのかというのがわかるとやめられなくなります。

まずは勇気をもって元気な挨拶から始めてみましょう。

相手のほうをしっかりと見て「おはようございます！」と元気な挨拶をするだけで空気が変わります。ぜひ試してみてください。

今日の一言
自分の機嫌は自分で決められる

成長するための実践行動
・まわりのせいで自分の機嫌が変わるのではない事に気が付く
・自分は常に機嫌よくいられるよう意識をする
・まずは相手の目を見て元気な挨拶からスタートする
・まわりのメンバーににこやかに対応する

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