信頼される上司がやっている問題解決のステップ No.780
あなたの上司は問題が起きた時にしっかりと問題解決してくれますか?
良い上司はトラブルが起きた時に差が出ます。しっかりと問題を解決してくれる上司なら仕事をしていても安心ですよね。
皆さんも問題が起きるのが楽しいという方は少ないと思いますが、問題解決も簡単なステップで取り掛かることで解決しやすくなります。
あなたの上司が有能なら下記のステップで解決しているかもしれません。
最初のステップはまず目標の再確認になります。
まずはなぜそれを行うかを明確にして取り組んでいきましょう。
そもそも目標にずれている事で問題が起きていたら、取り掛かる必要のない問題かもしれません。まずは目標を再確認していきましょう。
ここからが実際の問題解決のステップですが、最初に行うのは問題の明確化です。
その目標に近づいていないとするとその障害は何でしょうか?
出来るだけ多くの「出来ていない理由」をあげてもらいます。
「どんな問題がある?」という質問をしていきましょう。
小さなことでも出来ていない理由を明確にすることで問題の本質が見つかります。
次に理想の状態について考えてもらいます。
「どうなったら10点満点?」という質問をします。その際に色々な制限を外し考えてもらう必要があります。
この制限を外すというのが難しく、基本的には今の延長線上で考えがちなので、その前提条件を外して考えてもらいます。
理想の状態が明確になれば次に現在地を確認します。
「理想の状況と比べて今の状態が何%の進捗度合だろう?」と現状を聞きます。また、もし分かればなぜその点数をつけたかを教えてもらいます。
次にその差を埋める具体的な行動を明確にしていきます。
現在地と目的地が明確になったら、そのルートを埋めるための行動を探していきます。
「理想のゴールに向かうには何が出来るだろう?」
現状であれば何が出来るか、もし制限が無ければ何が出来るかと、可能性をどんどん探求していきます。
最後に決めるのがいつからスタートするかと、いつまでにやるかです。
実はスタートは決まっていて「今すぐに」出来ることを見つけて取り掛かります。先送りするメリットは何もないので今すぐに取り掛かりましょう。
問題が大きすぎて取り掛かれない時も、問題を細分化していけば、必ずスタートできるきっかけは見つかります。
3日経ってスタートしていないものは一生やる機会はありません。すぐに出来るところから取り掛かり、進めていきましょう。
おさらいになりますが、物事を解決するには以下のステップで進めていきます。
①問題を明確にする
②理想の状態を確認
③現在地の確認
④理想と現在地の差を埋める具体的な行動を確認
⑤期限を決める
あなたの上司は上記のような手順で問題を解決してくれているでしょうか?
もしあなたに部下がいたなら、上記のような手順でサポートしてあげてください。
上記の手順を知っていても、自分自身には置き換えにくかったりします。そんな時は相手に質問をしてもらうと簡単に答えが出てくるので、適切な質問が出来る上司になっていきましょう。
安心して仕事ができる環境を作っていきたいですね。
今日の一言
問題解決できる良い上司になる
成長するための実践行動
・問題解決の手順を理解する
・適切な質問で解決の手順を明確にする
・手順に沿って問題解決をする
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