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ぼんぼん社長⑯ 留学時代① 毎日note連続1058日目


皆さんこんにちは、ぼんぼん社長井上 剛典です。

前回はどんな浪人時代だったかをお伝えしましたが、今回は受験に失敗しオーストラリアに行くことになってからの状況を書いていきますね。

高校を卒業し浪人生となり、心を入れ替えて勉強すれば大学合格の可能性もありましたが、ほぼパチンコやスロットに時間を費やしたので志望校に受かるはずがありません。

受験に失敗し二浪しても大学に行けそうにないという厳しい状況の中、神の声のような親のアドバイスに乗ってオーストラリアに行くことを決めたんです。


なぜオーストラリアかという所に深い意味はなく、たまたま母の知り合いがオーストラリアに居て、その縁を頼りに行くことになりました。今の状況が楽に打破できれば何でもよかったんですよね。

私自身は兄がオーストラリアに1年間交換留学に行っていた時にメルボルンに旅行で行った記憶があるだけで、特に思い入れもありませんでしたが、ここしかないので行ってみようという気持ちでした。

この頃は将来の事など全く意識せず未来に対して何も思い入れもなく、ただ毎日楽しく過ごすことだけを考えていましたね。

根っからのぼんぼん体質で深く考えることもなく、逃げるようにオーストラリアに行き、新しい場所でリセットだと意気込んで渡豪しました。


この「リセット癖」というのが曲者で、何か嫌なこと辛いことがあると「逃げる」という選択をし、場所を変えてリセットをして何とかするという選択をします。

幸か不幸かぼんぼんなのでそうやっていても何とかなってしまうんですよね。恥ずかしながら数年前までリセット癖を発動し、いくつも事業を立ち上げてはつぶすというのを繰り返してきました。

私の人生の最初のリセットがオーストラリア留学でしたが、本人の本質が変わっていないので、同じパターンをやってしまうんですよね。


2月末には受験の結果も出そろい、もちろん滑り止めにも受かっていないのですぐにオーストラリア行きを決め、3月末にはオーストラリアに向かって旅立ちました。

特にアナウンスしたわけではないのですが、空港に同級生が見送りに来てくれて、めちゃめちゃ嬉しかったですね。

飛行機では一人で海外生活を想像しながら珍しく「日本を離れんだな~」と感傷的になりました。

その後何度もオーストラリア行きの飛行機に乗るのですが、長期で日本を離れる時はいつもその時のことを思い出し感傷的になりますね。


オーストラリア生活はスタートから波乱の幕開けでした。名古屋空港からブリスベン空港までのチケットなのですが、すべて国際線ではなくなぜかケアンズで国内線で乗り換え国内線でブリスベンに到着します。

「空港には知り合いの留学生の人が迎えに来てくれているから」とそれだけを頼りに空港につきましたが、まったくそれらしき人は見当たりません。

私は日本からの到着なので彼らは国際線で待っていて、私は国内線に到着し見つからないのも当然ですよね。

当時の私は全く英語が喋れず、電話をしようにもかけ方もわからないしお金もない状況でいきなり途方にくれました。


この時は本当に「俺どうなるんだろ」と思いましたね。このまま空港で野宿かと思いながら、ふらふらしていると日本語が聞こえてきました。

さすがに降りてこないのをおかしいと思ったKENさんたちが、国内線まで見に来てくれたんですよね。

あの時はホント「助かった」と思いました。迎えに来てくれた皆さんが「神」に見えました。

人の不安をサポートする大切さに触れた原体験で、留学中は多くの方のサポートをしましたが、今のコンサルをやる時も不安の解消は私の原点ですね。


その後ホームステイ先も決まっていないのでまずはホテルに泊まり、ホームステイ先を探すのですが、まったくノープランで来るというのも今考えれば、ある意味凄いと思います。

ホームステイなども留学斡旋のエージェントや学校に聞けば教えてくれるのですが、当時は何も知らず知り合いの紹介だけを頼りに探していたのですが、当時は情報もなくそんなもんだと思っていましたね。

そんな私が将来留学斡旋の事業をやるなんてまったくその時は思いもしませんでした。


無事見つかったホームステイ先が、ブリスベンのCityから30km位離れた山の中で、庭に馬を飼っているというすごい家だったんですよ。

最寄りのバス停まで車で15分くらいかかるのですが、日本の感覚の15分ではなく10km位離れているので、絶対に送り迎えしてもらえなければ行けない不便なところでした。

結局1年Rockwellファミリーにお世話になりましたが、私の結婚式にも参加してくれ、本当にオーストラリアの家族となり、我が家に子どもが出来てからも何度かお邪魔しました。

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そんな風に波瀾から始まったオーストラリア生活ですが、1年目はホームステイをしていたということもあり、まだおとなしくしていたんです。

無事にオーストラリア生活を始めますが、英語が出来ないのでマックでさえ注文できずに焦ります。英語だけは話せるようになろうと心に誓い、生まれて初めて自ら進んで勉強をしようと思いました。

また、ホストファミリーのおかげでなんとか英語も会話に困らない程度には成長をしていき、生活にも馴染んていきます。

とは言え、19歳ですから頭の中は遊びたいしかありませんよね。段々とエンジョイをしだすのですが、それはまた次回に書いていきたいと思います。


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今日の一言
自分が問題が起きた時にどんな行動をするかを認識しそのパターンを抜ける
成長するための実践行動
・自分が困った時にどんな行動をするかのパターンを見つける
・その行動をしないために何ができるか、何をしないといけないかを知る
・その原因がクリアできれば同じ問題は起こらなくなる

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二代目社長の伴走者 井上 剛典
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