国際交流の「哲学の秋」。
最近、私の周囲では、各種イベントが開催されています。
そしてそれらのイベントでは、私の知り合いが大活躍しているそうです。特にそのイベントには、大勢の日本人がこの大邱に訪れているので、皆さんとっても忙しいとか?!
1、IBRO世界大会
これは脳科学の国際会議(International Brain Research Organization; IBRO 2019)で、そこに日本に7年滞在していた友人が、通訳としてお手伝いしています。
「こういうの好きそうだよね、チケット貰えるえるけど、イベント来る?」
「そうねぇ関心はあるけど、専門家さんたちのお話だもんね。う~ん、寝ちゃったらまずいから・・・また、今度ね!」
(以下、HPウエルカムメッセージから)
私たちは、2019年9月21日から25日まで、韓国大邱のEXCOコンベンションセンターで開催される第10回神経科学国際会議(International Brain Research Organization; IBRO 2019)に皆様をお迎えできることを光栄に思います。1982年以来4年ごとに開催されているIBRO世界会議は、今では最も権威のある国際的な科学会議の1つです。第10回会議は、アジア海洋海洋科学連合(FAONS)と共同で開催され、世界中から3500人を超える参加者が参加する予定です。参加者が脳の研究と神経科学のさまざまな分野で最新の情報と知識を共有することは魅力的な機会です。
あら、まぁ~!
調べてみたら、随分大きなイベントだったんですね。ちょっと、行きたかったかも・・・
しかしこれだけのイベントを、何故この大邱で?!と思ったら、最近「脳科学院」というものを誘致したようで、市がたくさんの予算をかけてしまったということですが・・・大丈夫なのかな?!
2、大邱芸術祭、国際芸術交流(日本/京都・中国 /宁波・韓国/大邱)
先日の日本語の授業の時に、元新聞(写真)記者のパクさんから、欠席のお知らせが来ました。
「すみません!今日は以前から言っていた芸術祭で、大邱写真家協会として京都の写真家さんたちを案内しているので、授業には行けませんが、一生懸命日本語使ってますよ~笑」
パクさんは今年の4月にも京都に行かれて、写真協会のイベントに参加したそうです。その後、両国間の交流が厳しくなってきたので、できるかなと心配していたのですが、ちゃんと開催できたようです。すごい~!!
3、音楽は通じる(大邱&神戸)
こちらは大邱の姉妹都市である神戸から、民間交流として毎年行われているようです。(ちなみに今年の夏には、神戸の学生さんたちが20名ほど来られて、各家庭にホームステイしたそうですよ。)
この音楽会に友人のご夫婦が、同じ教会の人たちと参加して「ふるさと」を歌ったそうです。この曲が決定した時に、友人は・・
「実はね『ふるさと』っていう歌を歌うんだけど、教会の人たちがどんな意味なの?って聞くの。『ウサギおいし』って、ウサギを食べちゃうの~?」
「ふふふっ、そう思っちゃうよね。実は『追いし』ってね・・・」
終わってからも・・・
「神戸の小学生が、韓服を着て『アリラン』を歌ったんだけど、とっても上手でね。思わず涙が出ちゃった。やっぱり、音楽は通じるのよ・・・」
こちらには神戸から40人ほど来られ、大邱にいる日本人の女性たち7人も、一緒に舞台に立って歌ったそうです。
いろいろと騒がしい中でも、民間では頑張ってるんですね。
このように「芸術」や「学会」を通して、国際交流の秋を感じながら・・
今の現状と比較しながら、いろいろと深く考えさせられる「哲学の秋」でもありますね。