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自分は自分に「嘘」をついていた。
そう深く感じたのは、この本を読んで
今までの人生を振り返ってみたからです。
この本を読むきっかけは、3か月前に友人から送られてきたある動画からでした。それはSHOGENという、若いペンキ画家のYouTubeでした。
SHOGEN君は絵を習うためにアフリカのブンジュ村で生活しながら、いろいろな経験をしていきます。
ある日、両手に買い物かごを重そうに抱えているお母さんを見かけたので、僕は持ってあげようと、すかさず彼女に声をかけました。
すると、「ショーゲンには手伝ってほしくない。」と言われてしまいました。
困っている人を見たら助けてあげるよう、人に親切にするようにって僕は教わってきました。それなのに、ここでは断られるんです。
そのお母さんは言いました。
「人の心の中には、喜びのグラスというのがあるのよ。自分の喜びのグラスをまず満たして、そこからあふれた時、そのあふれた愛情で人のためにしてあげたらいいのよ。」
彼女には、僕の心の中の喜びのグラスが枯渇しているように見えていたのです。
またこの本の帯にもありますが、以下ブンジュ村の村長さんがいいました。
「効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい。」
まさしく・・・
なるほど、その通りです。
今まで私は、人のために生きることが、自分の喜びであり幸せだと思っていました。
そして同時に、いかに効率よく毎日の生活をこなすかを、ミッションのようにしていました。それも「こなす」レベルなんですね。
今まで、何やってきたんだろう・・・
まぁ~これも、この「普通」のありがたさを、身に浸みてわかるためだったんですね。
今年半分、ちょうど7月ぐらいから、もやもやしていたことが、これですべて、すっきりきれいに整理されました!!
この本で一番感動した一節が以下です。
人間は自然の一部ではなく、自然そのものなんだよ。
また、その村長さんは「この村に来た外国人はSHOGENが初めてだけど、昔からこの村では日本人の影響を受けているんだ。」といいます。
そもそも‥‥だったんですね。
ブンジュ村に行って、この事実を知って、帰って来てくれたSHOGEN君に感謝です。
脈々と自分の血液にも流れている、縄文からのご先祖さま方に感謝です。
そしてこの事実を知ることができた、今の時代に感謝です。
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