「ジオ・ヒストリア」を読んで。
とても寒い日には、家でゆっくりと本を読むのもいいですよね。
もともと茂木誠さんは好きで、世界史や地政学・政治関係などはよく読んでました。
この本は歴史を「地理」や「地学」他から解釈しているので、ジオ好きにはたまりません♪
ちなみに、以前書いたマガジンの題名は「ジオヒス☆エッセイ」でした。
https://note.com/kando_nuriko/m/m87e2df91e8b1
はい、まさしく、その通りでございます。
歴史の授業は、あまり好きではありませんでした、暗記が苦手で~!!
おぉ~確かに!!
「人口変動」も気になるし、「気候変動」が歴史に与える影響まで考えるなんて~~、もう~~好奇心がくすぐられます♪
世界史を語る前に、「まずは太陽と地球の関係から」と始まるこの本の、大きな単元は3つに分かれています。
1,太陽と星
2,火山と地震
3,地球温暖化と寒冷化
中でも「2,火山と地震」は、とても興味深かったですね。
実は小学校の遠足で科学館に行って、「地震発生の原理」の模型を見た時の衝撃が忘れられず、その模型を今でも覚えているほどなんですね。
当時、地球にはプレートというものがあって、それが動いて境目に入り込みその境目が引っ張られて、元に戻る時の反動が「地震」であることを知り、怖さと同時に「地球も生きてるんだ!」という、強いショックを受けたものです。
また息子が小学校5年生の時だったかな、ハワイに行ったんですね。
ハワイに行ったら絶対にキラウエア火山が見たくて、まだ煙が立っている現場を直接見てきたものです。あの時は息子よりも、私の方がキャッキャしてましたねw
特に「2,火山と地震」の中の、以下2つの題名に引き付けられました。
①鬼界カルデラ噴火と縄文文化
それが、海底火山の鬼界カルデラの大噴火だそうです。
わぁ~火山灰が東北の一部まで、ぶっ飛んで行ったなんて~~
そりゃ、九州地域の縄文文化は灰の下ですよね・・・
で、もうひとつが
④浅間山噴火とフランス革命!
浅間山噴火とフランス革命が、どう繋がるの~???と思いましたが
なるほど・・・
同じ地球上での火山の噴火は連動するし、大規模噴火は地球レベルの「気候変動」を起こすことになりますもんね。
うんうん、確かに、そういうことになりますよね。
実は、もうひとつ!
一番気になった部分が以下で、こちらに備忘録としてメモしておきます。
西欧の神話の神々や森の精霊など、美しい多神教はいったいどこに行っちゃったのだろう??とか、なんでこんなにも一神教中心になっちゃったの~??と、ずっと気になっていたのですが・・・
ふむふむ、そういうことだったんですね、なるほど~~!!!
とにかくこの本のおかげで、縄文時代からの「時間旅行」と~~
太陽との関係など宇宙規模の「空間旅行」に~~
家にいながら、行かせていただきました♪
最後までお付き合い下さって、ありがとうございました!!!