ロマンスグレー(romance gray)は和製英語で、白髪交じりの頭をいう。若白髪で悩んでいた、ソニー創業者の盛田昭夫(1921~1999)がアメリカにいるとき、「それはロマンチックグレー(romantic gray)といっておしゃれなんだよ」と言われ、うれしくなって日本ではロマンスグレーという言葉でそのことを話し、それを聞いて「ロマンスグレー」という小説が書かれたり、映画の宣伝文句に使われたりして、白髪交じりの魅力的な男性に使われるようになった。という。
今では、グレーヘアーの魅力的な女性も多くなった。
ロマンスグレーの魅力的な男性といえば、こんな話がある。
別のこんな話もある。
イソップの話は、最後に教訓が述べられる。
これらの話のもともとの教訓は何だったかはともあれ、自分の魅力、自分の実力を知ることは大切だ。ロマンスグレーだから魅力のある男性。鋭いツメとキバを持っているからこそ百獣の王とよばれるライオン。
それぞれの魅力、力を認識して行動しなければならないのに、それを忘れてしまった。
自分の力を知る。自分の魅力を知る。そういうことを私はこの話から学んだ。
さて、他人のことはよく見えるが、「灯台もと暗し」で、案外自分自身のことはわからないもの。さてさて、自分自身のアピールポイントって何だろう。