![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99731115/rectangle_large_type_2_ff71266f3d08979e27a1db8bb691acf5.png?width=1200)
中西正男の芸人論、東野幸治がオビを書いて、上沼恵美子も出ているよ
井上公造も引退して、全国ネットのワイドショーではめったに見なくなった芸能レポーター。どっこい関西では芸能レポーターがまだまだ活躍中。
上沼恵美子の唯一残ったテレビ番組「クギズケ」でコメンテーターをしているのが中西正男。
自身の夫婦関係でえみちゃんによくいじられる。元ラガーマンとは思えぬ、しょぼくれたおじさんを演じている。
ヤフーニュースでも、芸人のニュースを書いている。なかなかつっこんだインタビュー記事が多い。
その中西正男が上沼恵美子のYouTubeチャンネルで対談をしている。ちょっとだる~い感じの会話。前後編の後編の最後辺りで上沼恵美子がこの本の紹介をしていた。
さっそく本屋に走ったが、本がない。店員さんに聞くこともなく別の本屋へはしごをした。そこでは平積みに本が並んでいた。やったーっ。ネットでポンと本が買えるが、本屋巡りもまた楽し。電子図書も見るけれど、図書館通いもまた楽し。
買った本のオビには、
なぜ、芸人さんは中西正男にここまでしゃべるのか?
なぜ、こんなに優しさに溢れた文章を書けるのか?
と、ある。東野幸治の文章。
本文は、西川きよしから始まり、上沼恵美子、ダウンタウン、タモリ、明石家さんまと続く全25組。ちょっと多いなと思いながらも、それぞれが読ませる内容となっている。
オビの言葉で言えば、
芸人さんでもタレントさんでもない人間が、なぜ、ここまで芸人さんと近い距離で話すことができるのか?
という内容になっている。
まさに、
てんこ盛りの芸人愛が詰まった一冊です!
といったところだ。
兄貴と慕うメッセンジャーあいはらのnoteの紹介文も中西正男が書いている。
漫才コンビ「メッセンジャー」のまだ捕まってないほう。
メッセンジャー黒田が暴行事件で逮捕された後のネタではあるけれど、愛があるから書ける言葉だろう。
ちなみに私は黒田が好きだ。
中西正男は本に登場する芸人みんなが好きなんだろう。そう思わせる文章が続く。好きだからこそ書けた文章なんだろう。
けっこう厚い本だが、一気に読ませる。
えみちゃんに続いて私もお薦めする。