私の神戸学検定⑤
神戸に関する雑学を並べてみる。
とりあえずの最終回。
【Q1】日本でバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は神戸から始まったといわれる。昭和11年(1936年)に「バレンタインチョコレート」の広告を出した会社はどこか。
(1)ゴンチャロフ (2)モロゾフ (3)ユーハイム (4)凮月堂
【Q2】世界で初めて本格的な缶コーヒーを開発したUCCや、ネスレジャパンなどは神戸の会社だが、コーヒー輸入量は日本は世界第三位だそうだ。では、2006年の生豆輸入は何トンか。
(1)25万トン (2)35万トン (3)45万トン (4)55万トン
【Q3】海外にまでその名を知られる神戸ビーフになるのは、もともとはどの牛か。
(1)松坂牛 (2)但馬牛 (3)飛騨牛 (4)宮崎牛
【Q4】兵庫県が佐賀、福岡県と生産量全国一を競い、毎年15億枚前後を生産しているものは。
(1)のり (2)わかめ (3)こんぶ (4)するめ
【Q5】東灘区に本社があり、長田区に工場を持ち、なんでも缶詰にしたり、レトルトや冷凍食品を作っている会社は。
(1)MAB (2)MMC (3)MCC (4)MBC
ちょっと資料が古い。昔、「神戸学検定」があった頃(2007~2016)、問題は難しいものも多かったので、自分なりに問題を考えた。その時の資料を基にしているので、どうしても古い資料になってしまう。新しく0から考えるほどの心の余裕がないので、使えるものは何でも使っちゃえということで、今回公開してみた。
他の地域でも、○○学検定ができるだろうし、すでに実施している自治体や民間もあるだろうが、残念ながら世間に知られていないものが多い。
「神戸学検定」も、知っている人は知っているが、全く知らない人も多くいた。そして知らないうちに消えてしまった。「Youは何しに日本へ?」(テレ東)のように、「こんなこと、こんなものがありますよ」という情報を発信できたらいい。
こうして神戸に関することをネットに流しておけば、消えることがないのでいいのかな。情報は、どんどん古くなっていくけどね。
模範解答
【A1】昭和11年にバレンタインの広告を出したのは (2)モロゾフ
バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は欧米にはないらしいし、ホワイトデーの習慣もないらしい。
モロゾフから始まったかどうかは諸説あるようだが、日本の商売からできた習慣らしい。でも、今は家庭でチョコレートを溶かして型に流し込む小学生も減ったんじゃないかな。
モロゾフ以外の他のメーカーも全て神戸の会社。ゴンチャロフはチョコレート、ユーハイムはバームクーヘン、凮月堂(ふうげつどう)はゴーフルが有名。
【A2】2006年のコーヒーの生豆輸入は (3)45万トン
45万857トン。赤ちゃんからお年寄りまでコーヒーを飲んだことにすると、一人あたり年340杯飲んでいることになる。資料がちょっと古い。
2019年は48万トンの輸入。
それはともかく、UCCやネスレも本社が神戸って知ってたかな。コーヒー豆の輸入から始まったものらしい。
【A3】神戸ビーフとなるのは (2)但馬牛
但馬地方の黒毛和牛を農家が手塩にかけて育てたのが神戸ビーフ。松坂牛も但馬牛をもとにして育てられる。
【A4】兵庫県で毎年15億枚前後生産されるのは (1)のり(海苔)
須磨区から垂水区にかけて栽培されるのりは「須磨海苔」といわれ、東京の市場にも出荷されている。
【A5】 なんでも缶詰にする会社は(3)MCC
エム・シーシー食品株式会社。