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国語の勉強教室

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国語に関係する記事をまとめた私の国語教室です。
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#とは

読み書きそろばん、人間の勉強の基礎は国語、国語の勉強教室で母語である日本語を大切…

 国語はすべての勉強の基礎。  人間が人間であるのは、言葉を使うからだ。言葉によって人間…

国破れて山河あり、杜甫の「春望」を完全暗記しちゃえ

 松尾芭蕉の「奥の細道」の旅は、1689年(元禄2年)、門人の河合曾良とともに江戸を出発し、…

三大随筆の一つ「方丈記」の冒頭文を完全暗記しちゃえ

 行く川のながれは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えか…

つれづれなるままに吉田兼好「徒然草」序段を完全に暗記しちゃえ

 つれづれなるままに、日暮らし、硯に向かひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく…

「いろはかるた」でことわざ覚え、人生のアヤも学んだり

 「いろはかるた」は、花札や百人一首に対して「あいうえお」順のかるたのこと。本来はことわ…

「枕草子」冒頭文を完全に暗記しちゃえ②

 清少納言の「枕草子」を暗記しよう。あまり長い文章は読むのに疲れるので、2回に分けた2回目…

「枕草子」冒頭文を完全に暗記しちゃえ①

 昔、「春はあけぼの、やうやう」と暗記した。無理矢理暗記させられた人も多いだろう。あれだけ苦労したのに、それを今でも覚えていて、言えるだろうか。  半世紀も前に習っただけなのに、「春の小川はさらさらいくよ♪」(「春の小川」文部省唱歌)と歌える。人によっては、いや、「春の小川はさらさら流る♪」だと議論になる。実はどっちも正しく、歌詞が何度かかわっているのだ。それをちゃんと覚えているのだから議論にもなる。  「枕草子」や他の古典をそれだけ覚えているだろうか。  ちょっと長い

祇園精舎の鐘の声、「平家物語」冒頭文を完全に暗記しちゃえ

 現代の読み方(表記)で読みやすく書くと、  祇園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり、 沙…

「竹取物語」をGWに完全暗記して日本文化を伝承しちゃえ

 「竹取物語」は平安時代、仮名ができてから書かれた物語だが、誰が作ったのか、いつできたの…

菊を見ながらお茶を飲んで漢字からバナナを食べる

 菊とか茶という漢字は中国からの直輸入だ。もちろん漢字自体が中国のもので、それが日本に伝…

青い緑にドキドキッとする言葉の不思議さ

 秋、紅葉がきれいに色づいている中で、針葉樹の緑も鮮やかだ。青い葉、赤い葉が入り乱れてい…