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羽藤ゼミ6期生の社会連携の成果 (第1回 学生マーケティング研究会)

流通科学大学羽藤ゼミ6期生では2年次、学生マーケティング研究会に参加しました。その概要の紹介です。

羽藤ゼミからは2チーム、Aチーム (ゼビオ班) とBチーム (日産班) が参加。日産班については日産ブロックにて2年生ながら優勝しました。それぞれ、学生マーケティング研究会 (CCCマーケティング) のnoteにて綺麗にまとめられているので、詳細についてはそちらで確認してください。

学生マーケティング研究会とは

CCCマーケティングは、消費データ、生活者のインサイトや心の変化、さらには社会環境や経済情勢などを踏まえ、生活者のみなさまの「ちょっといいな」を実現するために役立つ情報を発信する『CCCマーケティング総合研究所』(以下「CCCMK総研」)を2020年7月に設立いたしました。このたび開始する「学生マーケティング研究会」は、CCCMK総研が目指す、生活者や企業、教育機関、自治体などあらゆる方々との共創によるイノベーション創出の一環として取り組むものです。
「第1回 学生マーケティング研究会」は、研究テーマを「現代消費をとらえ、若者視点での新たなマーケティング企画を作成する」に設定し、大学6校および一般企業4社に参加いただき、2020年9月26日~2021年1月23日の期間にかけてオンラインにて実施いたします。CCCマーケティングは、データやリサーチサービスなどさまざまなアセットを提供しながら、データサイエンスのノウハウをもとにサポートいたします。 (CCCMK総研プレスリリースより)

中間発表の様子 (③がゼビオ班、④が日産班)

提案内容の一部抜粋

@ゼビオ班のターゲット設定
ゼビオ班のテーマは「大学生におけるスポーツの価値とは?その価値を実店舗とどのように繋げるか考える」。このテーマに対してゼビオ班は大学生全体をターゲットにすると広すぎると考え、次のようにターゲットを選定していった。

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まず、全国の大学生に調査を行った。その概要は上記のとおり。

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彼/彼女らに大学で部活動 (体育系) をしているかどうかを質問した結果、大学生になるときにやめたという人が大変であることがわかる。つまり、ほとんどの大学生がスポーツをあまりしていないのでは?という仮説が生まれた。そこで、そもそも大学生がどの程度の頻度でスポーツをしているかについて調査した。(部活動をしていなくてもスポーツを趣味でしている人もいる)

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その結果、大半の学生が月に数回程度、もしくはほとんどしていない事がわかった。ゼビオ班ではこの結果を受け、大学生をスポーツの実施頻度で2分割、スポーツを本気で楽しむガチ勢と趣味や楽しみ程度に嗜むenjoy勢に分け、より規模の大きい後者のenjoy勢をターゲットにすべきと考えた。

@日産班の着目点
日産自動車株式会社のテーマは「若者が心から欲しいと思える自動車サービス・プロダクトを提案する」。これに対し、日産班ではカーディーラーの重要性を強調し、ディーラーを起点としたサービスを提案。

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カーディーラーは日産と消費者をつなぐ接点である。

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一方で、ディーラーへのイメージは必ずしも良いものではない、またはそもそも知らない人もいる。そのため、ディーラーへのイメージをより良くしていく必要がある。これは友人100人へのインタビューをテキストマイニングした結果。

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さらに、消費者の購買行動のプロセスは上記のように進むが、現状で日産が行っているプロモーションは比較や購買決定を意識したものが大半で、そもそもニーズを認知 (必要性を理解) していない消費者を無視している。そこで、ニーズを認知させることがまず重要と指摘。以上のように、ディーラーのイメージ向上とニーズを認知させること、これが日産班が達成すべき課題である。

最終発表の様子

今回は、9月初対面がほとんどの2年生、しかもゼミ時間以外は基本集まらないようにといった対策をしながらの活動で大変なことも多かったですが、企画を練る難しさや楽しさを少しでも感じてもらえたのかと思います。




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関西大学 羽藤雅彦/羽藤ゼミ
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