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ケーブルバイトのヒット分析 (羽藤ゼミ4期生2年次)

流通科学大学羽藤ゼミ4期生の2年後期での研究成果についての発表です。3年次の社会連携と比較して、成長を感じていただければと思います。今回私たちピカチュウは、ケーブルバイトが売れるようになった理由について分析していきたいと思います。

ケーブルバイトとは

まずケーブルバイトとは、iPhone純正ケーブル用のアクセサリーで、値段が518円~734円、使い方がお腹部分の切れ込みに沿ってコネクタ部がしっかりと固定されるまでケーブルをはめ込む、ケーブルの断線予防に適した商品です。

SWOT分析

SWOT分析をしました。強み (S) と機会 (O) はかわいさがあるためSNSに載せやすいということがあり、また多種のケーブルバイトがあるため集めることができ、より広めることができます。弱み (W) と機会 (O) では値段が高いため断線予防のケーブルや安価の断線予防グッズを買うことがある。脅威ではアップル製品のケーブルに使うことができる強みがある一方他の製品には使うことができないという弱みもあります。

SWOT分析の結果、強みと機会をより強く出さなければなりません。そのためにはSNSを使っていくことや種類豊富にすることが必要になります。

ポジショニングマップ

次にポジショニングマップです。まず縦線が上はデザイン性があり、下がなしです。横線が右は機能性があり、左がなしです。まず左から手作り断線予防道具は機能性があまりなくデザイン性が低いということからこの位置になります。次に100均保護カバーは機能性が手作り断線予防よりはありますが、デザインはあまり変わりません。次にナイロン製のケーブルでは、機能性は高いですがデザイン性はあまり高くないためこの位置になります。そしてケーブルバイトでは、機能性は100均保護カバーとナイロン製のケーブルとの間くらいであり、デザイン性が高いためこの位置になります。結果ケーブルバイトは機能性があり、デザインもよいため使えるため人気があるということです。

ターゲット層

次にケーブルバイトのターゲット層ですが、発売当初は女子高生中心にインスタグラムなどでSNSに広げるといったことをすることや、多種の動物によりいっそ広がるなどがあり人気を集めました。

女子高生だけでは市場を拡大していくことができません。そこから男性中心のアニメやアニメファンにとっては大好きなポケモンやワンピースなどのケーブルバイトを出すことでターゲット層を広げました。また、地域限定のケーブルバイトを作ることでお土産としても使うことができました。

ターゲット層の拡大

次にターゲット層の拡大について考えます。ケーブルバイトはコアターゲットである女子高生をまず狙いました。そこではかわいくてSNSにアップしやすいケーブルバイトを作りました。そして戦略的ターゲットでは男性・アニメファンをターゲットにしました。ここではまずコアターゲットである女子高生に広めてもらうことが狙いでしたが、戦略ターゲットでより広めてもらい人気を求めるということです。そして、すべての消費者はアップル製品を使う人です。アップル製品を使う人は使ってほしいという最終のターゲットになります。

結論

かわいい商品で女子高生をターゲットにし、まず人気を獲得しました。それで終わらず、コラボ商品によって幅広い層に商品を広げていきました。また、ライバル企業が少なく競争することも少なかったため、ヒットしたと分析できます。

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