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技術発展とライター仕事

この日記を書く時間が取れると、なんだか「自分」に戻ってくる感じがする。少し間が空いてここに戻ってくると、気恥ずかしいような気持ちになって、何を書こうかともじもじする。

昨日はオンライン取材以外はずっとエッセイの添削をし、今日もずっと添削をした。添削というか、もっと伝わる作品にするためのアドバイスを見つけて、文章で説明する。読み落としていないか、伝える言葉が傷つけるものになっていないか、次のステップが見えるような添削になっているか、考えながら書く。

添削が終わったあとは記事の執筆にとりかかる。取材済みの音源を聞いて簡易的に書き起こしながら、どうやって組み立てようか、考える。タイトルとリードと小見出しが浮かんだら、あとは書けたも同然という気になるのだけども。

締切を毎日1つずつこなさないと間に合わないスケジュールで、ずっと追い詰められた気分になっていたけれど、締切1つと取材予定1つが先のスケジュールに変更になったので、ほっとして、ジムに行こうかなという気になった。

もうちょっとゆっくり仕事をしたいな。仕事があるだけありがたいじゃないか、と言われるけれど。断ればいいじゃないかとも言われるけれど。断っても断っても、これまで引き受けている仕事が仲間を呼んできたり増殖したりする。どうしたらいいのかなあ、本当に。

断らなきゃって、いつも気を張っているのは疲れる。ちょっと気を緩めたら、するりと仕事は入ってきてしまう。忙しいって言って断ろうとしても、3か月先とかに入ってしまったりする。代わりに仕事を振れる人がいたらいいんだけど、振りたい人は大抵みんな既に忙しい。

技術の発展がこの忙しさを解決してくれるだろうか。

取材音源の書き起こしにAI音源起こしnottaを使えるようになったのは、かなり革命的だった。あまり正確ではないけれど、どの話題が何分くらいかということくらいはわかるので、複雑ではない短い記事ならnottaに放り込んで、エクスポートして、小見出しをつけて、あとは気になるところを聞き直せば、記事は書ける。

ZOOMでオンライン取材できるようになったのも、革命的。取材場所に向かう往復時間がかからない。まったく違う。1日仕事ではなくなった。

AI翻訳もかなりありがたい。グーグルクロームのブラウザは英語ページを翻訳してくれるので、英語のwikiの情報や論文も情報源にすることができる。

記事を書くのも技術革命が起こったりするんだろうか。AIが完全に全部書く、となったら味気ないし、仕事も失ってしまうけれど、下書きを任せるような使い方はできるのかもしれない。情報を伝えるニュースとか辞書のような記事はAIが集めてつないだ情報を構成して直して裏付け押さえて、ということはできるかもしれない。それで事足りる仕事は活用したらいいと思う。それでは駄目だという仕事だけを、人間の手でやっていくことができたら。

本日の小説活動
アニメ「Dr.STONE」のシーズン1~2までを見終わった。アニメ廃人。わたし、ジャンプの漫画好きだな。

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