養老孟司、南伸坊「老人の壁」を読む
Amazonで半額になっていたので買いました。
一章ではフローの状態になることが書かれています。アハ体験やしなやか思考についても触れています。
二章では虫の話から昔の大人は暖かい眼差しがあった。真実に生きること、ユーモアのセンスが大切なことが書かれていました。
養老先生の相変わらずの反骨精神があり、マイナスを減らすとプラスも減る(p46、509)自然は中立で良いも悪いもないと書かれています。
「本気になる事を間違えるな」(p110,1213)真面目になると良くない。ヨーロッパでは「本人の意思」が重視されるのに対して、日本では「空気」が重視される。お金とか政治とか名誉など丸儲けはありません、と書かれています。「世の中の役になんか立たない」(p142,1567)修行のようなものだと説かれています。目から鱗の発想ばかりでした。簡単に読めるけど養老先生の思考に触れるのにはわかりやすい本です。
続編も出ています。
メモを思い出しながら書いてみました。
読んでいただいてありがとうございます。
おまけ
音楽の紹介の方はXですることにしました。1日1回くらいポストしています。
よろしくお願いしますm
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