見出し画像

ストレートネックを変える3STEP!首の筋肉とニュートラルの関係

みなさまいつもご覧いただきありがとうございます!

今回は、つくば店の藤元が担当させていただきます😌


先日、Npilatesのタワーセミナーを開催しました!


1番首が長い人が藤元です笑

今回も非常に熱量の高い方ばかりで、各ペアでディスカッションしながら賑やかなセミナーとなりました!

また、ありがたいことに、セミナー満足度は全員非常に満足が100%でした🙇


Nピラティスのマシンセミナーの特徴は、
①理学療法士監修で、解剖を活かしたピラティスが学べる
②マットエクササイズからどうマシンに繋げるかがわかる
③臨床実績&講師実績豊富な講師陣が、納得いくまで丁寧に指導

です。


特に、

『ただエクササイズを知るだけじゃ物足りない』

という方におすすめです。


『お客様の体を変えてあげたい!』という方はぜひご参加ください!



あとは、Nピラティスには個性的なスタッフが多いので、懇親会が楽しいです笑


マシンセミナーの詳細は、ここから見てみてください↓



ということで、
今回はストレートネックと首の筋肉についてお伝えしていきたいのですが、

タワーセミナーの中で受講者の反応が1番良かった内容になります!


みなさまのお客様の中でも、ストレートネック方結構多いのではないでしょうか?

現代では、スマホやデスクワークの影響でストレートネックの方は非常に多くなっています。

ある調査では、約4割の方がストレートネックと自覚しているそうです。


実際にピラティススタジオにいらっしゃるお客様は、
姿勢改善を目的にしている方が多いので、さらに高い割合でストレートネックですよね。



ストレートネックを少し専門的に、お伝えすると
下位頚椎の前弯が減少している状態です。


首の骨って基本的に約30度前弯しています。

ストレートネックの場合は、その前弯がなくなって骨がまっすぐになっている状態。


ストレートネックになっている方は、頭が前に出てますよね?


これを専門的に、FHP(forward head posture:頭部前方偏位)といったりします。


ほぼほぼ、ストレートネックの方は、FHPとセットです。


ストレートネックだと姿勢が歪んで見えるのはもちろんですが。


ストレートネックは、体にどんな悪影響があるのでしょうか?




ストレートネックが引き起こす体の不調

たくさんありますが、上記の3つが多いです。

1、肩こりを悪化させる

首が前に出ていると、首や肩への負担が大きくなります。


論文では、

頭が15°前に傾くと約2倍、30°で3倍、45°で4倍、60°で約5倍に負担が増加すると言われています(Hansraj 2014)。


頭の重さって、だいたい体重の10%程度と言われています。

50kgの人で、約5kgの重さがあります。


60°頭が傾くと約30kgの負担が首にかかるということです。

そりゃ首こりや肩こりになりますよね笑


さらにこんな報告も。

FHPの方は、僧帽筋上部の過剰な筋活動が見られた。さらに、頭の位置を修正しても筋活動は変わらなかった。

Influence of forward head posture on muscle activation pattern of the trapezius pars descendens muscle in young adults(Nishikawa 2022)


FHPの人は、僧帽筋にずっと力が入っている状態なので、肩に負担がかかりやすくなります。


さらに、この論文では

頭の位置を修正しても僧帽筋は力が入ったままだったよ

と報告しています。


これ面白くないですか?


ここから先は

1,933字 / 10画像
運動を仕事にするトレーナー、ピラティス、ヨガ、セラピストの先生向けの専門家マガジン!

運動を仕事にする全ての人へ。理学療法の知識、解剖・運動・生理学と最新の論文から現場で使えるピラティスや運動の評価・方法・考えをコラムと動画…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?