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【子育て】幼稚園入園前の紙パンツ卒業できない問題(後編)
「幼稚園入園前の紙パンツ卒業できない問題(前編)」の続きです。
幼稚園入園を控えているのに、まだ紙パンツが卒業できていない、、と心配している保護者の方へ。
「大丈夫。その子のペースで。誰のせいでもない、その子にとって【今】じゃないだけです!」
と声を大にして伝えたいのです!!
入園式当日、トイレをすませ、紙パンツと園服を着て、幼稚園に向かいました。
まず、クラスごとにお教室に入りました。
入園式のホールに向かう前に、先生が「まず男の子ー!みんなでトイレに行きますよ~」と声をかけ、みんなで列になってトイレに向かいました。
保護者は、その後ろを追って、トイレ前まで移動し、トイレの様子を見守りました。
男の子たちは、半分以上の子たちが男の子用小便器へ向かいました。座ってしか用を足したことのないリクは、その様子をびっくりして見つめながら、個室の洋式トイレへと向かいました。
ドキドキしながらリクを待っていると、
ニコニコ顔のリクが、駆け寄ってきました。
「ママ!おしっこでたよ!できたよ!」ととっても嬉しそう。
わたしもうれしくなって、
「すごいね!すごいね!リク、◯◯ぐみさんだもんね」と強く強く抱きしめました。
あんなに外出先でのトイレを嫌がっていたリクが、幼稚園初日に幼稚園のトイレをクリアしてしまうなんて、考えてもみませんでした。
そして、入園式を終え帰宅すると、リクは
「ママ、トイレだよ!」
「ママ、リクも立っておしっこしたい!!」と。
「えー!?いきなり立っておしっこ?できるの??」とわたしは急展開についていけません。
男の子の立ちおしっこも、どう教えていいかわからないし、、、
でも、このやる気マックスなタイミングを逃してはいけない!と、
「よーし!じゃ、立って、やってみよう!!」と便座を上げて、立ちおしっこにチャレンジさせたのでした。
そして、翌朝。
「リク、おにいさんパンツで行く!」と自分から言い出したのです!!
たった1日での変貌ぶりに驚くばかり。
紙パンツとおにいさんパンツの着替えを持たせ、幼稚園に連れて行きました。
お迎えの時、ドキドキしながら先生にお話を聞くと、なんとトイレまたも成功したとのこと!!しかも、立ちおしっこにもチャレンジして。
たった1日でこんなに変われるものかと心底驚き、ここ数ヶ月間の心配は何だったのだろうと気が抜けてしまいました。
こうして、リク3歳、ようやく昼間の紙パンツ卒業。時間がかかった割に、あっけない卒業でした。
何かができるようになるタイミングって、子どもそれぞれ違うんですよね。
2歳になったから、3歳になったから、幼稚園に入園するからなんて、そんな大人の都合に合わせてできるようになるわけではないんですよね。
もちろん目標にがんばるのは素晴らしい事ですが、誰もが達成できるわけじゃないんですよね。
あたりまえの事で、わかっているはずなのに、時に、うちの子だけまだ〇〇できないと焦ってしまう事がある気がします。
でも、そんな事はないんですよね!
大丈夫!誰のせいでもない、リクにとって【今】じゃないだけだったんだ
と気づかされた出来事となりました。
ちなみに、末っ子タクは満2歳で、昼間の紙パンツを卒業し、2歳半前には夜も紙パンツを卒業しました。
兄弟だって、こんなに個人差があるんです。
ちなみに、2歳のタク、当時年中のリクよりもおしっこ感覚が長かったんです!
身体の機能もこんなに個人差があるのかとびっくりしたものです。
以上、「幼稚園入園前の紙パンツ卒業できない問題(後編)」のお話でした。
ちなみに、リクにとってはあくまで「昼間の紙パンツ卒業」でした。「夜の紙パンツ卒業」はまだ先。またの機会にお話したいと思います。
伝えたい想いが溢れてしまい、つい長くなりました。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
また次回もお会いしたいです☆