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NHK『クローズアップ現代プラス』藤井聡太七段 知られざる苦悩と進化
2020年7月10日のクロ現プラスは、『藤井聡太』棋士のお話でした。
藤井棋士は本当にすごいですね。久しぶりの中学生棋士の誕生で話題をさらい、さらに破竹の29連勝で勝ち進む。華々しいデビューです😆
しかも、ちょうどこの頃に、NHKが将棋アニメをはじめます。
それが「3月のライオン」。
そんな藤井聡太棋士は、今は高校生に。
このアニメの主人公も藤井棋士と同じく高校生棋士が主人公で、悩み苦悩する姿の主人公がとても共感を得ます。そして、将棋に関しては死ぬほど負けず嫌い。絵は優しいのですが、なかなか熱い漫画です。
ちなみに、作者の「羽海野チカ」さんは、noteに最近来ております!😳
いきなりカワイイ絵をアップされておりまして、いい感じです✨
番組では、藤井棋士の師匠である「杉本昌隆 八段 」が、小さい頃のお話をしてくれました。漫画と一緒で、将棋に関しては、藤井棋士もそうとうの負けず嫌いなようで、大会で負けた時などは悔し泣きで、その日は眠れないくらいすごいとの事。テレビではあまり見せませんが、内なる闘志はすさまじいものがあると感じます。でなければ、あそこまで強気の攻めで、他の天才棋士たちと闘う事は出来ないですよね😂
また、面白かったのがAIの分析の話です。
最近の将棋の試合は、AIでの分析を導入しており、試合が終わったあとに、どの手が良かったのかを確認しているそうです。その中で、藤井棋士が繰り出した手の一つが、AIの最善手と異なった物がありました。AIの最善手は、他のプロ棋士の方も納得の手でしたが、藤井棋士がさした手は別の手。
この時にAIが計算した手は、「5000万通り」だったそうです。
しかし、これを「7000万通り」に変えた所、藤井棋士が指した手を最善の手と示しました。
AIを超える頭脳で戦う高校生棋士( ゚Д゚)
すさまじいですね。
将棋はチェスなどとは違い、相手の駒を奪ったらそれを使えたり、相手陣地に入ったら「歩」でも「と金」なって違う動きをします。この動きが複雑なため、まだまだ未知の手が残っているようです。
そんな、藤井棋士は、現在タイトル戦を行っております。
若干17歳でタイトル戦に挑むとは!😳
くしくも、クロ現の放送日に『棋聖』のタイトルをかけて、『渡辺明』棋聖との第3局でした。すでに、2勝している藤井棋士。この戦いに勝てば、最年少タイトルホルダーとなります✨
結果は、渡辺棋聖の勝利!さすがは、現在の天才だらけの中で「3冠」を抑えている渡辺棋士。そう簡単には、タイトルを譲りませんね😂
逆に試合が伸びた事により、さらに注目されることでしょう。
また、試合の最終局面で、藤井棋士が自分の持ち時間がなくなり、将棋を指したら、あわててトイレにダッシュした姿がありました💦
その時に渡辺棋聖が将棋を指したら、藤井さんは、制限時間内に将棋が打てなくて失格になるのですが、渡辺棋聖は、自分の持ち時間を使って、藤井さんが戻ってくるのを待って、次の一手を打つ場面がありました。この辺りは、さすがは紳士ですね😃
最後に師匠の「杉本昌隆 八段 」が話しておられましたが、コロナの影響で、将棋界も自粛を余儀なくされ、勉強会や実際に将棋を指すことが難しくなっていたとの事。しかし、藤井棋士は、自粛中に自分のパソコンでAIと向かい合い、その結果、各段に強くなったようです。差す手も、小学生の頃に売っていたような柔軟な手を出して見たりと、研究をかさねたようです。コロナをチャンスに変えましたね🤔
羽生さんの時もすごかったですが、それ以上の話題性のある藤井棋士。まだタイトル戦は、続きますので、今後も楽しくなりそうです😃
次回 第4局は、7月16日大阪「関西将棋会館」です!😆
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