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NHK大河ドラマ考察 #どうする家康 23「瀬名、覚醒」
「瀬名、覚醒」というタイトルにつられて、思いいきり見てしまいましたが、今週もなかなか複雑な回でしたね😀
水野信元を演じた寺島進さんの、いやな奴だけど裏表がなさそうな怪演がなかなかでした。実際の信元も、織田・徳川・今川・武田と脅威に囲まれていたので、あのような立ち回りをせざる得なかったのかなと想像します🤔
これだけ強敵に囲まれては本当の意味で四面楚歌です。
頑張りましたが史実通りに、リリーフランキーさん演じる久松長家を頼るも助けられず、あえなく散ってしまいます。最後に、フランキーさんを人質にとって悪あがきしたのは見事でした。あれは予想外でした😂
演じられた寺島さんのインタビューがありましたので、興味がある方はぜひ!
恐らくドラマでは、ここまでということでしょうが、史実をひも解いていくと、実は続きがあります。これが歴史の面白いところです✨
水野信元。そして水野家は、この後、かなり不幸が重なります。
嫡男は信元と一緒に処断。実の弟は、合戦のさなかに口論から味方に切られるという、厳しい状態になります。
しかし、信元の末息子は家康の計らいで、とある家に養子に入ります。
それが、土井家です。家康も気の毒に思ったのでしょうね😭
そして養子になって成人し、文官として才能を発揮して、着々と出世していきます。その方の名を『土井利勝』といいます。
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水野家は一時的に滅亡状態にあったため所説あるのですが、諸説には真実も含まれていますので、この水野信元の息子という説が大枠正しい気がしております。
土井利勝は、最終的に幕府での最高権力者『大老』という職に上り詰めた傑物です。
父親は謀反の疑いで無念の死を遂げますが、息子が徳川家3代に仕えて、最高権力者に上り詰めるという、なんとも不思議な話です😂
最終的に土井家は幕末まで続き、明治維新後は子爵として残り、現代に続いております。
土井利勝が大老になったのは、3代将軍「徳川家光」の代なので、ちょっと今回の大河には幼すぎて出てこなさそうですが、登場したら楽しみな人物です。関ヶ原の合戦には参戦(徳川秀忠の隊)していますので、何とか間に合えばいいですね✨
そんな感じで、織田・徳川の清州同盟を結ぶのに、最も活躍した重要人物が亡くなってしまった悲しい回でございました😭
次回は、今回よりもさらに不穏な動きがにおう回ですね…。
変な唐の医師にまで扮した武田の家臣まで瀬名姫に接近!
やばそうですが、次回も楽しみに見ていきたいです。
そして、来週・再来週こそが、本当の意味での人生をかけた「どうする家康!?」になると予想しております😆
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