【人生をもっと豊かに】自己肯定感では幸せになれない
「自己肯定感をあげよう!」みたいな言葉が
乱用されるようになった世の中。
自己肯定感
「自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉である。」
※Wikipediaより引用
「自分ならできる!」とか
「自分なら大丈夫!」という感情を、
自らがコントロールできることのようです。
しかし、自己肯定感を上げるという概念には
落とし穴があるような気もします。
このようなケースを想定してみましょう
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日々の仕事をしている中で、
時々ミスをしてしまうことがある。
ネガティブ思考な自分は、そのミスで
その日1日落ち込んでしまう。
たった一つのミスから、連鎖的にミスが誘発。
帰り道では、ただひたすら疲れた顔をして
家では、それを忘れるようにYouTubeを見ている。
また明日から憂鬱な一日が始まる。
ミスをしないように気をつけなければならない。
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上記の例に出てくる人が自己肯定感を上げると
どうなるか。
答えは
「無限ループに入ってしまう」です。
(個人差はあると思います)
自己肯定感を上げたところで、
「仕事上のミス」という事実が出た瞬間に
ネガティブ思考が復活するという流れですね。
一時的に回復するどころか、感情の起伏で
心が疲れてしまいます。
(実はこれ、筆者の体験談だったりします(笑))
では、どうすれば良いか。
考え方としては
「自己受容力を上げる」が
正解ではないかと考えています。
「ミスをしたけど仕方ない、完璧な人間はいないし、こういう自分もいるんだな。次は気をつけよう」
「ミスはしちゃったけど、その後リカバリーできたな、リカバリー力が高いんだな」
良いところも悪いところも客観的に見て、
受け入れてあげる。
このような考え方をすることで、
自己肯定感を上げる必要がそもそもない。
ただひたすらに自分を受け入れる。
自分のことは自分が1番認めてる状態にする。
ぜひ、自分を受け入れてあげてください。