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今年学んだこと:ランニングと人生の共通点

こんばんは、郁です。

まだあと1カ月ありますが、今年は私にとって挑戦と成長の1年でした。
福岡マラソンで初めてフルマラソンに挑戦し、走り抜くことの難しさと達成感を肌で感じた一方で、日常生活や仕事でもさまざまな学びを得ることができました。

今回は、この1年を振り返りながら、特に印象的だった「学び」について書いてみます。


1. 目標を持つことで自分が変わる

ランニングを始めてしばらくの間は、フルマラソンを走るということはあんまり考えていませんでした。
私にはかなり無謀な挑戦だと思っていたし、そもそも走り始めたきっかけもダイエットのためで、ランナー歴20年超だった父に「1kmも走れないなんて」と笑われたのがただ悔しくて、もっと距離を延ばしたかったのが最初だったんですよね。

それが、なんとか10km以上の距離を走れるようになってくると、「もしかして私も走れるのでは…?」と思っちゃったりするのです。

そして、フルマラソンに挑戦するならこの大会がいいな、となんとなく思っていた大会がいくつかありました。

・福岡マラソン
・青島太平洋マラソン
・鹿児島マラソン
・いぶすき菜の花マラソン
・熊本城マラソン
・東北・みやぎ復興マラソン
・いわきサンシャインマラソン

そのなかでも、宮崎の次に長く住んでいた福岡で開催されるという福岡マラソンには、絶対に出てみたいな~と思っていたんですよね。

フルマラソンという目標は、それまでの私の生活を大きく変えました。

トレーニング計画を立て、毎日の生活に「走る時間」を組み込むことで、自然と規則正しい生活が身につきましたし、筋トレを頑張ったりストレッチをしたりする中で、自分の体調ともしっかり向き合えるようになりました。

そして、目標に向けて努力する中で、自分に対して「やればできるじゃーん」という信頼感や達成感が生まれたのは大きな収穫だったな、と思います。

これは仕事にもいい影響を与えたな、と思います。
具体的な目標を持つこと、辛いときでも頑張れたことで、どんなに難しい仕事でも、前向きに取り組めるようになったと感じています。

2. 「完璧」でなくても前進することが大事


マラソンの練習中、思い通りに走れない日もあります。
体調が悪かったり、仕事で疲れていたり、ただ気分が乗らなかったり。

でも、そんな日でも少しでも走るか、あるいはしっかり休むという選択をしたことで、結果的に調子を取り戻すことができました。
そして、少しでも走れたら自分を褒める。
走れなくても、「今日はしっかり休んだ日!」と思えるようになり、変に落ち込んだり、自分を責めたりすることがなくなったなと思います。

この経験から学んだのは、「失敗したり、予定通りに進まなかったりしても、自分を責めないこと」
大事なのは、前を向き続けることです。
この考え方は、日々の仕事や生活の中でも役立っています。

3. 他人との比較よりも、自分の成長を喜ぶ

大会当日、周りのランナーの速さや余裕ある表情に圧倒される瞬間がありました。
もうね、明らかに脚の筋肉の発達具合が違ったりして、「いや~、無謀だったかもしれん」と思ったりもしました。

だけど、制限時間ギリギリとはいえ42.195kmを走り切ったとき、私の中には「完走できた」という純粋な喜びがありました。
もともと運動も苦手だし、子供の頃は体がそんなに丈夫じゃなくてよく病院に通っていたような子供だったので、そういう面でも「走りきれるのか」という心配もあったのですが、ちゃんと走りきれたことで「あ、大丈夫じゃん」と思えましたね。

タイムや順位ではなく、スタートラインに立ち、とにかくゴールまでたどり着いた自分を誇らしく思えたのです。
この経験から、他人との比較ではなく、自分がどれだけ成長したかを大切にする気持ちが強まりました。

4. セルフケアの重要性



ランニングを続ける中で、体調管理や休息の重要性を痛感しました。
練習を詰め込みすぎてケガをしかけたこともあり、「無理をしない」勇気が大事だと気づきました。

きちんとストレッチやケアをしないと、やっぱり体にダメージは残り続けたままなんですよね。
そうすると、いっぱい練習したくても練習できないし、よしんば練習できたにしても思ったようなパフォーマンスを発揮できなくて却ってストレスを抱えてしまいます。

この気づきは、私の普段の生活にも良い影響を与えています。
仕事でもそうですよね。
頑張ることは素敵なことだけれど、頑張りすぎれば自分の体と心をむしばんでしまいます。

特に、発達障害を抱える私にとって、セルフケアは心身のバランスを保つための大切な手段。
適度に休むこと、疲れたら立ち止まることの大切さを、改めて学びました。

5. 挑戦は新しい可能性を広げる

スポーツに消極的だった学生時代の私が、今ではマラソンを楽しみ、次の大会を目指している。
再来週には青島太平洋マラソンを控えています。

この変化自体が、挑戦がどれほど人を変えられるかを証明しているように思います。

ランニングを通じて得た自信や粘り強さは、仕事や日常の小さな困難に対してもポジティブに向き合える力になっています。
「ちょっと大変だな」と思う時でも、「でも、フルマラソンのあの辛さに比べれば大したことないな」とも思えるようになりました。

初めてのハーフマラソン&フルマラソン完走と、今年は「できない」と思い込んでいたことを乗り越える喜びを何度も味わうことができた年だったな~と思います。

終わりに

今年学んだことを一言でまとめると、「挑戦と成長の楽しさ」です。

大きな目標を立て、小さな一歩を積み重ねることで、思い描いていた以上の自分に出会うことができました。
まだ12月が残っていますが、来年も新しい挑戦を楽しみながら、自分らしく成長していきたいと思います。

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